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第18回丸山眞男文庫記念講演会を開催いたします

リベラル・デモクラシーの現在 その中で日本国憲法を「保守」する意味

講師:樋口 陽一氏(日本学士院会員・東京大学名誉教授・加藤周一文庫運営委員会顧問)

日時:2018年12月1日(土)15:00~16:30

会場:東京女子大学24号館2階 24202教室

手続:申込不要・入場無料

主催:東京女子大学丸山眞男記念比較思想研究センター


講師より

比較憲法論の見地からすると「55年体制」(1955-93)は、主役の自由民主党が脇役=野党と役割を分担して、正と負の両面を含めデモクラシーの一つの型をつくっていました。それに対し今世紀に入って日本の「自由民主」主義liberal democracyは、"illiberal"プラス"neoliberal"の方向に大きく傾いてきました。


"illiberal"democracyは訳しにくい言葉ですが、ここでの脈絡からすると、「偏狭な」「品性を欠く」という含意をこめた「非・自由」民主主義となりましょうか。そのような"illiberal"が"neoliberal"=「新・自由」主義と結びついて「自由民主」主義を脅す、という図柄は日本だけのことではありませんが、私たちにとっては、何より自分たち自身の問題として向き合うべきでしょう。


戦後日本の出発期に丸山が提起した<二つの自由>論(「日本に於ける自由意識の形成と特質」)をはじめとする丸山眞男再々読を手がかりとして、考えることにしましょう。

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