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「学長室から」No.17(2020年1月31日)

Woman's Cafeに出席しました。


 1月29日(水)の昼休み、本学女性学研究所(HP:http://iws.her.jp)開催の「2019年度 Woman's Cafe 6」に出席しました。様々な領域における女性やジェンダーについて、本学の教員を中心とする専門家の話をきっかけに学生とのダイアローグを試みる場所です。
  今回(第6回目)は、心理学専攻の前川あさ美先生による「女子大キャンパス・ライフとSOGI-東女生たちの語りから-」というテーマでのお話しでした。SOGI(性指向・性自認)についての説明の後、先生が実施し取りまとめた、本学学生による本学学生の「語り」の調査結果が紹介されました。これまでの分析からは、「多様なジェンダーを巡る問題について、研究に参加したほぼ全員がこの問題への理解を示しながらも、そのほとんどの人は心の中には葛藤や懸念がある」ということでした。大規模な質問紙調査からではみえない、一人ひとりの声を聞くことが大切であると理解しました。
 この会への出席は初めてでしたが、女性学研究所の研究成果が学生のみなさんに直接伝えられ、それをもとに意見交換をすることは素晴らしいことだと思いました。まるで、獲りたての無添加の魚(研究成果)を市場(学会)を経由せず、漁師さん(研究者)から直接分けてもらって漁場(キャンパス)の近くの港(女性研)で食べている(討論)ように思えました。学生のみなさんが一人ひとり理解を深め、自分の考えを持つようになることを期待しています。生きたアクティブ・ラーニングです。
 ただ、一つ心残りは、私自身、学生のみなさんと十分話し合うことなく午後の会議に飛んで帰ったことでした。


東京女子大学女性学研究所
「真に平等な社会の実現をめざし、女
性学の研究・教育の発展に資する国内
外共同研究の場」とすることを目的と
して1990年に設置されました。
1924年竣工の外国人教師館(文化庁登
録有形文化財)内にあります。