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東京女子大学

人文学科日本文学専攻

古典籍調査

数百年も前の書物(古典籍)の現物を触りながら、古典籍を調査、研究するための専門的な技術を身につけます。最終的には自分の興味、関心のある古典籍を自由に選んで、作品の魅力を分かりやすくプレゼンテーション。企画・立案・発表といった、社会で必要とされる能力も合わせて養います。

ポイント

  • 取り組むテーマ

    江戸時代以前に製作された書物を「古典籍」と言います。その内容は高校の教科書に載るような文学作品のみに止まりません。思想・歴史・法律・政治・経済・社会、その他、料理・服飾・娯楽等の実用的なものまで、ありとあらゆる分野に及びます。古典籍を通じて、高校までの古典学習の枠組みから解き放たれ、広い視野を獲得することを目指します。

  • アプローチ・アウトプット

    教材となる古典籍には、本学図書館や担当教員が有する現物に直接触れることはもちろん、国内外の所蔵機関が公開する画像にネットを通じてアクセスするなどして、アナログ・デジタルの両面からアプローチします。授業の成果はオープンキャンパスの場などを通じて、対外的に発表。古典を現代にどのように活かすべきかという、今求められている課題に主体的に挑戦します。

  • 身につく力・学べること

    古典籍の原本調査を行う上でのノウハウを身につけるほか、日本の古典文化について、高校までの学習の枠を超えた理解を促します。また、対外的な成果発表を到達目標に掲げるという点で、この授業はPBL(課題解決型学習)の形式を採っています。共同作業のマネイジメントやプレゼンテーション資料の作り方など、卒業後に求められる実践的な能力も合わせてトレーニングします。

担当教員