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東京女子大学

国際社会学科経済学専攻

3年次演習(経済学)Ⅰ・Ⅱ【7クラス】

(二村真理子教授担当クラスの場合)環境問題への社会の関心が高まっています。特に地球温暖化問題については2050年のカーボンニュートラル達成を目指して、あらゆる努力が必要となります。効率的、効果的に対策を進めるための方策について考えます。

ポイント

  • 取り組むテーマ

    地球温暖化や公害などの環境問題、生物多様性、森林、漁業、水資源などの自然資源の管理の問題、さらにはエネルギー問題などについてその現状や、国内外の現実に行われている政策について知識を深めます。学問分野としては環境経済学、資源・エネルギー経済学を主に扱います。

  • アプローチ・アウトプット

    主にミクロ経済学のアプローチを用いて環境問題の発生原因を理解し、改善のための政策手法を学びます。使用テキストは前期は和書、後期は洋書を用い、経済理論に加え日本が直面する環境問題に関する基礎的な知識を得た上で、諸外国の環境問題や政策を英語で学びます。毎回報告者がレジュメを作成し、参加者はそれに基づいて議論を行います。

  • 身につく力・学べること

    環境問題を題材に、持続可能な発展のための方策について、経済学をツールとして何ができるのかを学びます。環境問題に対する複数の政策の効果やその限界等に関する議論を通じ、環境以外の社会問題への関心も同時に高め、諸課題への政策的対応についての応用力を養います。