6月12日、岩波書店より、東京女子大学丸山眞男文庫編『丸山眞男集 別集』第4巻「正統と異端1」が刊行されました。丸山眞男文庫所蔵資料を内容とするものです。
1950年代末、筑摩書房『近代日本思想史講座』第2巻として構想された研究テーマ「正統と異端」(編者・丸山眞男)。編集会議を兼ねた研究会は、大きな中断を挟み、プランの変更を伴いながら、1990年代初めまで継続しました。丸山が半生をかけた未完の研究プロジェクトです。
本巻では、研究会の音源記録をもとに活字化、とくに前近代の「正統と異端」を主題とした研究会を収録しています。
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