在学生インタビュー

人文学科 哲学専攻4年次<取材時の学年>

静岡県立富士宮西高等学校出身

武士道を通して生きる
ための「芯」を発見し、
社会で戦う心構えを
磨いています。

リベラル・アーツ教育

日本人の価値観や人としての生き方などを深く考察できるのが学びの魅力です。

人はなぜ美しい絵画や音楽に惹かれるのか、そもそも「美しい」とは何なのか。高校時代に抱いたそんな疑問を突き詰めて考えたくて、美学を学べる哲学専攻を選びました。学ぶにつれて思想史にも興味が広がり、欧米のキリスト教的道徳観から東洋思想の「足るを知る」に共感し、やがて関心は日本へ。日本にはキリスト教のような基盤となる教えがないにも関わらず、なぜ人びとの道徳意識や倫理感は共通しているのか、その答えを武士道という概念から紐解こうと卒業論文のテーマに選びました。「武士道とは死ぬことと見つけたり」という極意で有名な『葉隠』と、明治時代に新渡戸稲造が記した『武士道』を比較、検討することで、その思想が現代の私たちにも通用するものなのかを考察する内容です。こうした方向で研究を進めたのは、もう一つ、私自身がこれから社会に出て「戦う」にあたり、自分の「芯」になるものが欲しいと思ったからです。
卒業論文執筆の途中で、武士道における「死」とは現状に固執せず、今を精一杯生きるための「人としてのあり方」であると解釈できるようになり、手応えを感じています。大学時代の勉強は今後生きていく基盤を築くために、より深く考える学びが大切と思い、あえて実学ではなく哲学を選びました。その選択が間違いではなかったことを、過酷な時代を強く生き抜いてきた武士の姿から教えられた気がします。

東京女子大学での4年間

1年次
「哲学の基本問題」などの授業を通して、自分が当然と思っている世界を疑う哲学の考え方を学びました。哲学書を読むのが初めての私にとって「目から鱗」の内容ばかりでした。

2年次
思想史に興味を持ちはじめました。特に東洋思想の大家である老子の思想は日本に根づいているものが多いことから、日本人の思想の成り立ちについて興味を抱きました。

3年次
キリスト教学副専攻を選択し、特に聖書学・歴史に力を入れました。欽定訳聖書の翻訳を通してキリスト教の歴史を実感できたのは東京女子大学ならではの貴重な学びです。

4年次
ゼミの授業に専念し卒業論文をまとめました。武士道の考察では、無宗教の人が多い日本人の道徳意識を探るため、今まで学んだ宗教や倫理の授業 が参考になりました。

Another Face

身につけたのは「挑戦する強さ」。
学生のチャレンジを応援するプログラムが豊富です。

2年次の夏休みの1か月間、語学研修でフランスに行きました。語学には苦手意識がありましたが、大学時代にしかできないことに挑戦しようと参加。世界各国の学生が住む寮で、共同のキッチンを使って自炊をする生活はとても新鮮で、視野が一気に広がりました。この経験を通し「挑戦する強さ」を身につけることができました。東京女子大学は全学共通カリキュラムなど幅広い学びができることに加え、学生の挑戦を後押しするプログラムが揃っています。また先生との距離が近く、キャリア・センターのサポートも充実。安心してさまざまなことにチャレンジし、自分の可能性を広げることができる大学です。

My recommendation

4年間で身につけたのは「挑戦する強さ」。難解な哲学書の読解も、苦手な語学を学ぶための海外研修も、まずはチャレンジすることで新たな自分を発見できるとわかりました。東京女子大学には学生の挑戦を後押しするプログラムが揃い、先生方の手厚いサポートもあります。

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