数理科学科 数学専攻




学びの特色

数学を通して論理的な判断力・決断力を身につける

東京女子大学の数学専攻は、1927年に私立女子大学では初めて創設された数学専攻部を起源とする、伝統ある専攻です。

数学および応用数学全般について学び、正確な数理的分析能力論理的かつ柔軟な思考力を身に付けられます。また、統計学、数理ファイナンス、数理モデルを用いたコンピュータ・シミュレーションなども学ぶことができ、社会を支える数学を活用する力を備えた人物を育成します。

教員ひとりに対する学生数が少なく、教員と学生との距離が近いゼミを通して数学の理解を深め、プロフェッショナルな数理女子を育てます。

 



こんなことが学べます

問題演習や講究などのゼミを通した数学の習得

「代数学」 群と対称性、抽象代数学

「幾何学」 位相幾何学、結び目理論

「解析学」 微分方程式、関数解析、複素関数

「確率論」「統計学」


【取得可能な資格】 中学校(数学)、高等学校(数学・情報)の教員免許が取得できます。

 



授業をピックアップ!

暗号や符号、数理ファイナンスなど実社会に役立つ数学を学ぶ


①「位相数学Ⅱ」

例えば、ドーナツとコーヒーカップを同じと見るような、「やわらかい幾何学」である位相幾何学へと繋がってゆく位相空間について学びます。近いか遠いかを測る「距離」という具体的な概念のかわりに、「位相」という抽象的な概念を用いて空間のいろいろな性質を調べます。


②「数理モデルと微分方程式」
人口増加、生存競争、振動などの現象を単純化して数式で表したものを数理モデルといいます。多くの場合、未知関数とその導関数の間の関係式、すなわち微分方程式になります。微分方程式の初歩的な理論を体系的に学び、微分方程式を用いた数理モデルを解析します。

③「情報代数学」
私たちの生活では様々なところで数学が使われていますが、その一つに公開鍵暗号があり、電子商取引などで有効に活用されています。本講義では典型的な公開鍵暗号方式である RSA 暗号を目標として、初等整数論を一から学んで行きます。これまで当たり前と思われていた整数の初等的性質がどのような原理や構造から従うのかを改めて考えることで,代数学の考え方も同時に学んで行きます。

 



学生の声

定理の成り立ち、仕組みをできることが楽しい

 高校までの数学は問題を解くための方法を教わることが中心でしたが、大学では定理や公式がなぜそうなり得るのか、公式の成り立ちが仕組みまで知ることができます。現在は解析学や確率統計、位相数学などを学んでいます。授業では答えを求めるだけでなく、定理の証明や応用例を用いて理解を深めています。また、正解はひとつでも導き方はいくつもあり、代数学、解析学、幾何学などあらゆるアプローチの仕方があるという点にも、大学で数学を学ぶ面白みを感じています。確率統計での考察の際に微分方程式を用いるなど、分野のつながりも感じられるため、これから各分野の理解を深め、数学の本質を探っていきたいです。

 



卒業後の進路

 通信、IT、メーカー、金融、教員、進学など

 

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