私は主に履修登録、成績入力、授業計画(授業担当者や時間割の変更等)、教職課程業務等を担当しています。学務課は授業全般の業務を行っている為、他にも沢山の業務があります。学務課員全員が担当している業務もあれば、担当者が分かれている業務もあります。担当が分かれていても、業務は担当の垣根を越えて複雑に絡み合っています。その為、自分の担当業務を取り組む中で、他の担当者や教員と連携を取りながら業務を進めて行く場面が数多くあります。課員や教員と協力しながら、日々の業務に取り組んでいます。
他にも学生や教員からの授業関係の問合せにも対応しています。
先輩職員の声 学務課(教育研究支援部)
~授業の運営を担う学務課での日々~
職務経歴
学務課
2016年度入職、現部署に配属
現在担当している業務について
ガイダンスで学生に向けて説明を行うこともあります
よくある一日の流れ
9:00 | 始業、メールのチェック |
---|---|
9:15 | 非常勤講師に郵送する授業関連の書類作成 |
10:30 | シラバスをWeb上に公開するための機械処理設定 |
11:25 | 昼食・休憩 |
12:25 | 教授会資料の作成 |
13:45 | 教育実習受け入れ校へ実習に関する問合せ |
14:00 | 学生が進級条件を満たしているかの成績確認 |
15:00 | 東京都教育庁へ報告する教職課程資料の作成 |
16:30 | 学生へ向けた授業関連の掲示物の作成 |
18:00 | 退勤 |
学生や教員との窓口・電話対応は1日を通して行っています。
大学職員、そして東京女子大学を選んだ理由
大学時代に部活動を通して、学生生活課の方と関わる機会が多々あり、職員として働いている姿に憧れを抱いたからです。私は部活動において、活動内容に関することや申請不備についてなど、職員の方からご指導いただくことが数多くありました。その際、ただ怒るのではなく、学生である私の気持ちを理解した上で話をしてくださったので、私もその言葉を真摯に受け止め、同じ間違いを繰り返さない為にはどうすれば良いか等を考える事が出来ました。また、相談等にも親身に対応してくれました。在学時の一番身近な社会人として、職員の方の立ち振る舞いや仕事に取り組む姿勢に憧れました。私が充実した学生生活を送れたのは、職員の方のおかげです。私も職員として、学生が充実した学生生活を送れるサポートをしたいと思い、大学職員を志しました。
本学の初代学長は新渡戸稲造です。「われ太平洋の架け橋とならん」という志をもって、国際連盟事務局次長を務め、世界平和につくした教育者です。また、1984年から2004年までに発行された五千円紙幣の肖像にも使用され、私にとっては「お財布に入っている身近な歴史上の人物」として親しみがありました。その彼の理念と本学の「学生一人ひとりを大切にし、社会に貢献出来る人材を養成する」という理念に共感し、本学を目指しました
仕事のやりがいや楽しさを感じる時
学務課の業務は新鮮で日々やりがいを感じています。私は学生時代、学務窓口には行った事が殆ど無かった為、学務窓口の業務内容に全く見当がつきませんでした。その為、学務課に配属されてから、業務内容を一から知りました。例えば、学生の「授業を受けて単位を修得する」過程において、様々な業務が行なわれている事を知りました。事前に授業の時間割・教室・担当教員を決めて、シラバスを公開する→学生が履修登録をしたら機械処理を行なって履修者を確定する→教員から成績をいただき学生に通知する、といった様々な業務が行なわれています。この途中に教員から教室変更、休講、試験実施の要望等を受けています。これらの業務は新鮮で、やりがいがあります。また、「授業」を学生時代の目線・職員としての目線で見ることによって、新しい気付きや発見があるのも楽しいです。
仕事をしていて印象に残ったエピソード
学務課では日々、様々なドラマが起きています。例えば、定期試験日に電車が大幅に遅延したことに伴って試験開始時刻を繰り下げるアナウンスを各試験教室に伝えに行く、提出期限間際に提出される卒業論文が受理されるか否かを見届ける、授業中の教室に鳥が迷い込む・・・等、印象に残った事は挙げたらキリがありません。
大きいものから小さいものまで、日常茶飯事的なものもあれば、特殊なケースのものもあります。上記の事態には他の職員や教員と力を合わせて対応をしています。平穏無事に業務を行っているさなかに急な問題が発生し、学務課が慌ただしくなります。何が起こるか分からない学務課では、常に新鮮で刺激的な日々を送る事が出来ています。
東京女子大学の職員を目指す方へのメッセージ
先輩職員の熱い指導を受けながら、日々業務に取り組んでいます
現在、新型コロナウィルス感染症が猛威を振るっており、大学は授業・課外活動・就職活動等の全てに急激な変化がもたらされました。皆さんも今までに経験した事のない授業や選考等に不安を抱えているかと思いますが、コロナウィルスに屈することなく、今出来る事を精一杯取り組んでみてください。最後まで全力で取り組めた経験が、今後自分を支えてくれる糧となります。
本学も感染拡大前の日常に戻すことが出来ない中で、最大限に授業や研究、大学運営が行える様に教職員が一丸となって日々業務に取り組んでいます。どうすれば学生が充実した大学生活が送れ、本学の使命が果たせるかを模索し、尽力しています。コロナウィルスとの戦いは来年度以降も当分続くと思いますが、本学で働きたいという熱い想いを持った皆さんと一緒に、この困難に立ち向かい、本学の更なる発展の為に働けることを楽しみにしています。
大学紹介
学部・大学院
- 現代教養学部2018
- 現代教養学部2017
- 大学院合同研究科会議議長メッセージ
- 大学院 - 人間科学研究科
- 大学院 - 理学研究科
- 特別聴講学生制度(博士前期課程対象)
図書館・各種センター
- 図書館
- キャリア・イングリッシュ・アイランド
- エンパワーメント・センター
- CALL学習センター
- 心理臨床センター
- キリスト教センター
- ボランティア・ステーション
研究
-
研究所・学会
- 比較文化研究所
- 女性学研究所
-
丸山眞男記念比較思想研究センター
- 概要
- 講演会・公開授業等
- 丸山眞男文庫
-
刊行物
- 丸山眞男記念比較思想研究センター報告 第15号(2020年7月)トリの『センター報告』15号
- 丸山眞男記念比較思想研究センター報告 第14号(2019年6月)トリの『センター報告』14号
- 丸山眞男記念比較思想研究センター報告 第13号 (2018年3月)
- 全事業報告書
- 丸山眞男記念比較思想研究センター報告 第12号 (2017年3月)
- 丸山眞男記念比較思想研究センター報告 第11号 (2015年3月)
- 丸山眞男記念比較思想研究センター報告 第10号
- 丸山眞男記念比較思想研究センター報告 第9号
- 丸山眞男記念比較思想研究センター報告 第8号
- 丸山眞男記念比較思想研究センター報告 第7号
- 丸山眞男記念比較思想研究センター報告 第6号
- 丸山眞男記念比較思想研究センター報告 第4・5号
- 丸山眞男記念比較思想研究センター報告 第3号
- 丸山眞男記念比較思想研究センター報告 第2号
- 丸山眞男記念比較思想研究センター報告 第1号
- Maruyama Masao Center for the History of Ideas(英文)
- 丸山真男纪念比较思想研究中心(中文版)
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- 研究プロジェクト
- 外部資金〜研究助成・補助金・受託研究・共同研究等〜
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