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比較文化研究所主催公開講演会「浮世絵とジャポニスム」

  • 会場:東京女子大学講堂

日時 2019年6月13日(木) 14:55~16:25 ※開場14:15

申込不要・聴講無料

定員:500名

主催:東京女子大学比較文化研究所


講師

藤澤紫

國學院大學教授


講演梗概

 19世紀後半に西欧芸術におこった日本の影響現象を、一般にジャポニスム(japonisme)と称するが、とりわけ芸術面で強い影響を与えたのは、漆器、陶磁器、染織などの工芸品や絵画であった。中でも色彩豊かでユニークな構図が目を引く浮世絵版画や、『北斎漫画』に代表される版本は評判を呼んだ。これらはもともと点数も多く、瞬く間に趣味人や作家たちに広まり愛好された。私も20年来、断続的に海外諸機関が有する美術品に携わる機会を得てきたが、特に欧米の名だたる美術館や博物館に、優れた浮世絵のコレクションがあること、そして今もなお高い評価を得ていることに驚きや誇りを感じる。中性紙に包まれ1枚1枚丁寧に保存されたそれらは、数百年の時を経てなおも鮮やかである。
 国内外で多数の浮世絵展やイベントが開催され、まさに「浮世ブーム」といわれて久しいが、現代の私たちもまた「ジャポニスム」現象の追体験をしているのかもしれない。今回は、浮世絵に見られる西洋文化と海外に与えた影響をそれぞれ考察するとともに、在外コレクションを通じた国際交流のありかたについても触れてみたい。


案内

東京女子大学比較文化研究所

TEL:03-5382-6506(行事案内テープ)