今年のボランティアはハンドベルクワイヤとしての最後のボランティア活動でした。大槌町に行くのも3年目なので、私たちはもちろんですが第4仮設住宅の皆さんも私たちのことを覚えていてくださっていて、「去年は髪の毛長かったよね?」などと声をかけてくださりとても嬉しかったです。
東京女子大学キリスト教センターが主体となって去年から第4仮設の方々と一緒に行っているものとして「夏のお楽しみ会」というものがあります。夏のお楽しみ会は小さい子やおばあちゃんたちに楽しんでもらおうという目的で行っていて、花火をしたり、光るおもちゃをポイで金魚のように掬うゲームや、ヨーヨー釣りなどお祭りにあるような遊びが出来たりします。今年から水鉄砲と水風船が遊び道具として追加されたため、子どもたちと更に触れ合えるようになりました。
また、一昨年ボランティア活動で知り合った小学生の子と2年ぶりに再会することができました。現在中学2年生になっていて、とてもしっかりした子に成長していました。その子も夏のお楽しみ会に来てくれたので、水風船を投げ合ったりして一緒に遊ぶことができました。
このように内容が盛りだくさんだったので時間はあっという間に過ぎてしまいました。夏のお楽しみ会は私たち学生が、小さい子やおばあちゃんたちに楽しんでもらおうという目的で行った行事ですが、逆に私たちが凄く楽しませてもらいました。しかし、学生が浴衣の着付けに苦戦しておばあちゃんたちに手伝ってもらっているとき、着付けを手伝ってくださっているおばあちゃんたちも嬉しそうで、一段と若々しく見えました。「夏のお楽しみ会」は学生も仮設の方もみんなが楽しめる行事なので、是非今後も続けていってほしいと思います。