header

「学長室から」No.5(2019年9月02日)

同期会に出席しました。


 9月1日、1965年3月卒業のみなさんの同期会にご招待を受け出席しました。喜寿をお祝いするのが趣旨と伺いました。参加者89名。私は、時間ギリギリになって、帝国ホテルの中を会場とおぼしき方向に向かって速足で歩いていました。2階に上がるや、何かざわざわした人声が聞こえました。その方向に向かったところ、そこが会場でした。始まる前から大きな音源となっていました。

 私は、学科テーブルを回りながら、立ち話をしました。学生時代のリベラル・アーツ教育、自由、Vera。そして「キリストの心持ち」、卒後37年後で信仰を得たこと、夫との死別、女性の経済的独立などなど。

 「先生はこれからの東京女子大学をどう考えているのですか」と問われました。100年続けてきた本学のリベラル・アーツ教育を大切にしたいと答えました。変化と多様性と予測不可能な近未来では、これまで以上に重要な教育となるという持論を話し、タグライン「未来につなぐリベラル・アーツ」を紹介しました。女子教育の堅持はその前提であるとも。卒後54年経ってこんなに多くの同期生が集まり、その明るさに、この同期会でも「東京女子大学の教育は正しかった」と確信させられました。

 最後は校歌。「紫に匂う山脈(やまなみ) はるかなるおもひを伝ふ つつましき祈のうちに とこしえの扉をたたく 旅人われ等」。喜寿にふわしい歌詞。みなさんといっしょに歌いました。

 喜寿のご夫人方に2時間の立食は大変だろうと心配しておりましたが、アッという間でした。54年前のSomethingが漂う集いでした。私も「喜び」のご相伴に与りました。


カテゴリ別

月別