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「学長室から」No.23(2020年4月12日)


閉ざされしキャンパスに花の咲きおりて・・・

学生のみなさんへ


新型コロナウイルスに対しては、本学は、「感染者とならない、感染源とならない」ことを第一として対応してまいりました。7日に発出された「緊急事態宣言」を受け、あらためて4月13日(月)から5月6日(水)までの間、入構の原則禁止、事務職員の在宅勤務、そして教育職員の在宅研究を実施します。厳しい時ですが、乗り切りましょう。先生方は5月5日(火)からの遠隔授業の準備にとり組んでおられます。


車通勤のわたしには、北門横の駐車場から体育館前を経て、23号館沿いに西校舎裏の路地に出て本館に向かうのがキャンパス内の通勤路となっています。正門から入ってくる学生のみなさんとは逆方向になるので、毎朝、挨拶や黙礼を交わすことになります。

  

しかし、3月の学生入構制限以来、そのようなこともごくまれになりました。わき見をするからでしょうか、路地の端や少し入り込んだ草地の中にいろいろな草花が咲いていることに気づきました。上や横を見上げると、梅、桜、そして最近は八重桜。つい立ち止まり、スマホのシャッターを切ることがあります。

(1)は北口駐車場横の八重桜。先週が満開でした。(2)は体育館西側に群生しているハナニラ。真っ白な小さな花はまさに清楚。(3)は、4号館前のアヤメ。つつじの植え込みと並んで咲いています。満開の時期を少し過ぎたでしょうか。それでも見事な紫色の大輪です。(4)は、24号館(安井てつ記念ホール)前の植え込みのオオデマリです。柔らかそうな黄緑色の花は、緑色の葉の中にあって目立たちませんが、優雅で存在感があります。上品に自分を主張しているようにも見えます。


いずれも、見事な花たちです(花の名前は石井信夫先生から教えていただきました)。学生のいない静かさの中で、わたしにはことさら目立って映るのかもしれません。あるいは、花たちも、みなさんが現れるのを待ちこがれて精一杯に咲いてみせているのかもしれません。


『閉ざされしキャンパスに花の咲きおりて学びに集う若者待つか』


4月12日は、キリスト教のカレンダーによればイースター(復活祭)です。終息の始まりの日となることをいのります。



(1)八重桜

(2)ハナニラ

(3)あやめ

(4)おおでまり