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「学長室から」No.24(2020年4月28日)

今年度最初の日々の礼拝を担当しました。


 本学では、1時限と2時限の間の休憩時間に、「日々の礼拝」を持っております。学生を始めとして教職員のみなさんが任意で出席します。お話は、本学の教職員、理事、卒業生、教会牧師など、内外の方々が担当します。中内教授のオルガン演奏による前奏で始まり、後奏で終わる15分の短い時間です。
 5月5日に前期授業は始まりますが、入構禁止は続き、授業も「遠隔授業」となります。せめて週に1回、在宅の学生が礼拝に参加できるように、わずかな関係者で礼拝を持ちそれを撮影したものをホームページにアップすることにしました。今日、その最初の礼拝を持ち、わたしがお話を担当しました。


 ヨハネによる福音書15章をテキストとして、「わたしにつながっていなさい」という題で話をしました。学生の姿が見えないキャンパスで思い出されるのが、この箇所だったからです。
 お話の準備をしている時に、本学の本館壁面に刻まれている標語「QUAECUNQUE SUNT VERA」(新約聖書フィリピの信徒への手紙の一節のラテン語)の「VERA(真実なこと)」と今回のテキストとした聖書の箇所の1節にあるフレーズ「わたしはまことのぶどうの木」の「まこと」のラテン語が同じ「VERA」であることを教えてもらい、少し興奮しました。
 そのため私は今日の礼拝において、カメラの向こうの学生に、「みなさんは、そのような大学とぶどうの木につながっているのです」と語りかけました。
 また、イエスは「ぶどうの木」の例え話の終盤で、「あなた方がわたしを選んだのではない。わたしがあなた方を選んだ(16節)」と言います。
  みなさんが、今、東京女子大学の学生であることには意味があると私は思うのです。今日はそのような考えから、厳しい状況の中で、こういう時にこそ一人ひとりがまことの木につながり、希望を持ち続けることの大切さを祈りました。


 よかったら後日公開される動画を見てみてください。「日々の礼拝」の雰囲気を感じていただけたらうれしく思います。

写真1 2020年3月19日撮影
チャペル

帰校日の授業(1945年)(「東京女子大学100年史」)
本館