創立100周年記念事業「挑戦する知性」プロジェクト　　学長主催講演会

二人の卒業生国連職員による講演会
はばたけ東女生！　Part2
―　盛況のうちに終了

10月8日（木）４時限に、創立100周年記念事業「挑戦する知性」プロジェクトの一環である学長主催講演会の第２回『はばたけ東女生！part2』を開催し、国連職員としての経験をもつ二人の卒業生にお話しいただきました。在学生を中心に300名を超える来場者があり、国連で働くということへの学生の関心の高さがうかがわれました。

講演のテーマは、
Ⅰ．「グローバルな職場、国連で働く」
佐藤純子氏（1971年文理学部史学科卒業）・・・
アメリカの大学院で図書館情報学修士号取得、
1980年～2008年、国際連合ダグ・ハマーショルド図書館に勤務。

Ⅱ．「世界が求める専門性―国際社会で輝くために」
大崎敬子氏（1980年文理学部社会学科卒業）・・・
アメリカに留学し人口学修士号、社会学博士号を取得し、
1988年に国際連合経済社会分析局人口部に入局。現在、国際連合経済社会局統計部次長。

お二人が語学力と専門的知識を身に着け国連に勤務されるようになった経緯や、専門を生かしての勤務、その中で経験されたことなどをお話しいただいた後、学生との質疑応答がありました。学生からの苦労したことを伺う質問には、英語力の強化やコミュニケーション力の獲得などを挙げられ、異国でさまざまなご苦労を乗り越え、目標をもって努力を重ねられてきたことが分かりました。

本学の育成する人物像「国際的な視野をもった地球市民としての女性」としてご活躍のお二人の講演は、学生にとって「国連」を身近なものとし、国際的な仕事に眼を開くものとなりました。講演会終了後の学生の感想からも、今回の講演が、学生を力づけ世界に「はばたく」よう励ましてくださるものであったことが感じられました。

詳細は、本学の『學報』2015年度第3号（12月20日発行）をご参照ください。

講演会チラシ