創立100周年記念事業「挑戦する知性」プロジェクト

歴代学長色紙展―好評のうちに終了

2015年3月18日（水）から5月20日（水）までの間、創立100周年記念事業「挑戦する知性」プロジェクトの一つとして、新渡戸記念室で初めての特別展示となる『歴代学長色紙展』が開催されました。高橋修准教授の指導のもと、学芸員課程を履修している学生有志を中心に、春休み期間を利用して色紙展の準備が行われました。準備作業では、本学が所蔵している写真をもとに、学生が歴代学長のイラストを手掛けたほか、聖書や過去の学報（大学の公報紙）を参考に、色紙の解説パネルの作成や、展示のレイアウトの考案、設営に携わりました。展示期間中に行われた園遊会（同窓会の集い）では、初代学長新渡戸稲造の名刺入れを折り紙で作成するコーナーの担当や、会場案内に携わるなど、学生参加型の展示会となりました。

展示期間中は在学生をはじめ、入学式や卒業式に参加されたご父母や、本学の卒業生、一般見学者を含む延べ2267人もの方々にお越しいただきました。会場では、多くの方が歴代学長直筆の色紙を熱心に見学され、中でも、歴代学長の写真をもとにしたイラストとスタンプは好評でした。常設展示では、初代学長新渡戸稲造、第二代学長安井てつなど、建学を支えた人物の史料や、東京女子大学の歴史に関する写真展示、さらにモダニズム建築の先駆者として、日本の近代建築に大きな影響を与えたアントニン・レーモンド設計の東京女子大学建物群の建築模型などが展示されています。『歴代学長色紙展』と併せて、常設展示を見学される方も多く、本学の歴史や学生時代に想いを馳せる姿が見受けられるなど、大盛況の内容となりました。

色紙展チラシ

設営をする学生有志

色紙展の特大パネル

歴代学長の色紙と解説パネル

スタンプを押して下さっている
来場者の方々

新渡戸稲造のスタンプと色紙のことば