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東京女子大学

人文学科歴史文化専攻

文献・資料演習(アジア史)AI・AⅡ

アジア史における文化や社会をめぐって、基礎的な著作・文献や代表的な史料などを素材としながら、演習形式で授業を行ない、アジア史に関する研究や歴史像への興味関心を高め、基盤となる知識を習得します。

ポイント

  • 取り組むテーマ

    唐代(7〜10世紀)は、様々な民族や文化の対立と融合を経て、現在につながる東アジアの枠組みが生まれた時代です。この授業では、基本文献・史料を通じてこの時代の民族性豊かな社会や現在の国境線にとらわれない人・モノ・情報の移動や交流などを読み取るとともに、専門的な研究を行っていくために必要な基礎づくりを目指します。

  • アプローチ・アウトプット

    2・3年生が協働して基本的な史料を輪読していくことで、当該時代の特徴や近年の研究動向を学びつつ、史料を精確に読解する手法を身につけます。受講者は、あらかじめ史料を読んで内容の問題点・疑問点を見出し、議論に参加する準備をします。報告者は、関連する文献や史料を読み込んで史料をより深く分析します。

  • 身につく力・学べること

    1.前近代の東アジア・中央ユーラシアの歴史研究に関する基礎知識を身につけるとともに、研究上の課題・問題点の所在を学びます。
    2.必要な工具書(リファレンス・ブック)や基本文献の使い方・読み方を修得し、文献・史料を精確に読解・分析する能力を養います。

担当教員