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東京女子大学

人文学科

人間文化を哲学・言語・文学・歴史の多角的視点から広く深く学び、世界につなぐ

人間としての根源的な問いに向き合う人文学。各専攻で専門分野について深く学ぶとともに、人文学そのものを広く理解することで、先人の営みを現代の問題解決に生かす普遍的な考察力を養い、絶えず変化する現代社会とこれからの文化へ貢献できる人材を育成します。

専攻一覧

学びのポイント

  • 01

    伝統的・歴史的な研究に留まらず多様で現代的なテーマにも対応

  • 02

    専攻の学びと 他専攻の学びをつなげ、人文学そのものを理解し 可能性を追求する

  • 03

    充実した 英語・外国語教育で人文学の学びを 世界につなげる

人文学科で学べること

人文学科のカリキュラムの特色

専門分野を学ぶとともに、人文学そのものへの理解を深めることで文化・社会に貢献する創造性を身につける

  • 哲学専攻

    先人の学びの過程をたどり、思考を重ねることで、生きる中で抱く疑問の本質を見抜きます。

  • 日本文学文化専攻

    日本語、日本文学を多角的に捉え、日本文化の過去から現在、そして未来を探求します。

  • 英語圏文化専攻

    多くの科目を英語で開講。言語・文学文化・教育の観点から英語圏文化を学び、国際社会で生き抜く力を養います。

  • 歴史文化専攻

    日本・アジア・西洋の3地域それぞれの歴史を探求し、未来をより良くする手がかりを探ります。

学科主任からのメッセージ

文化的な深みと知的・情動的な芯の強さを養い、世界をより良くできる人を育てる

人文学の学びの面白さは、新たなものの見方を手に入れられることにあります。各専攻それぞれの角度から「当たり前」とされていることを根底から問い直す方法を学びます。こうして身につく能力は数年で賞味期限を迎えるスキルや知識ではありません。また、人文学は「豊かな人間生活」、すなわち人生において根本的に重要なことをおろそかにしない生活に貢献するものです。文化的な深みと批判的精神による一種の知的、情動的な芯の強さを育みます。学生たちには、その強さを手がかりに、自分だけでなく、周囲の人も巻き込んで世界を少しずつ良くしていける人に成長してほしいと願っています。

人文学科主任 人文学科主任 大谷 弘 教授

人文学科で探求できる問いの例

なぜ人は美や芸術に、「思いもよらず感動してしまう」のか?

自然の美や芸術に触れる体験は、思いもしなかった何かに出会う喜びとしての驚きの体験でもあります。古代から哲学がこれらを巡って膨大な思索を繰り広げてきたのも、常識を超えた驚きをもたらす新たな展望を重視するから。哲学を通して、美や芸術の与えてくれる「驚き」の魅力の「真理」に深く迫ってみましょう。
答えてくれたのは 哲学専攻 馬場 朗 教授

日本文学を通じて世界の文学と向き合える?

日本の近代文学作品に国内外の古典や、同時代あるいは少し前の時代の著作物が出てくることがあります。作品に出てくる文学が登場人物にもたらす影響について考えていくと、その文学を解明する鍵が見つかるかもしれません。このような性質を生かすと、日本文学専攻でも世界の文学と向き合うことができると言えます。
答えてくれたのは 日本文学文化専攻 野網 摩利子 教授

What is the role of identity in learning a second or foreign language?

We can find the answer to this question by reading about how gender, race, and nationality affect language learning. We can also study how language learners feel connected to their second language communities. In addition, we can reflect on our language learning experience and understand our feelings, beliefs, and actions in different situations in and out of the classroom.
答えてくれたのは 英語圏文化専攻 橋本 ナターシャ 准教授

シルクロード交易の商人はいくら儲かったのか?

このような素朴な疑問に、高校教科書はあまり答えてはくれません。ですが歴史学ではさまざまな史料の分析を通じて、当時の交易の利益や戦争・災害による被害の様子など、歴史の現場を実際に眺められます。さらに歴史文化専攻では、史実の積み重ねから、現在の社会の成り立ちや私たちを待ち受ける未来を考えることもできます。
答えてくれたのは 歴史文化専攻 赤木 崇敏 教授

人文学科の
先輩の声