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東京女子大学

教授

カワサキ ノリコ

川崎 典子

現代教養学部 心理・コミュニケーション学科 コミュニケーション専攻

研究キーワード

生成文法 / 統語論 / 日本手話

研究分野

理論言語学 / 手話言語学

研究テーマ

文の構造と意味の関係、手話言語に特有とされる言語現象の解明を目指しています。
現在はとくに、日本語の助詞・助動詞や英語の時制辞など機能語と呼ばれる地味な表現、手話言語の視線や上体の向きなどが、文の構造・意味をどう支えているかに注目しています。

コメント

5歳のときに東京に引っ越して数年後、自分が学校で話すときと家族と話すときに違うことばを使っていることに気づきました。異なることばの使い分けを可能にする見えない何がが自分の中にあるという不思議な感覚は、その後、人間の脳の働きのひとつとしての言語能力を解明する研究、言語学という分野への興味につながっていきました。ことばをどう使うか以前に、語を組み合わせて複雑な意味を表現する能力を人間が持っていること、自然界にそんな能力を持つ生物が現れたこと、それが自分に当てはまることへの驚きが私の研究の根底にあります。
最近は日本手話を学びながら、日本語・英語のように音声を使う言語と、手・上体・顔・目を使う手話言語に共通する言語能力の基盤、何を使って形にするかに基づくシステムの違いに注目しています。

  • 主な担当授業・演習
    • 言語の多様性と普遍性A, B
    • 2年次演習(コミュニケーション)
    • 3年次演習(コミュニケーション)
    • 言語コミュニケーション能力の発達
  • 所属学協会・プロジェクト
    • 日本言語学会
    • 日本英語学会
    • Linguistic Society of America
  • 書籍等出版物(単著・共著)
    • 「日本手話の視線の役割」『東京女子大学紀要論集』 71.2.(単著、東京女子大学、2021)
    • Verb Agreement in Sign Languages and Beyond. Senri Ethnological Studies: Minpaku Sign Language Studies 1, (単著、国立民族学博物館、2019)
    • A Phonological Analysis of Verb Agreement in Sign Languages. UMOP 40.(単著、GLSA, University of Massachusetts, Amherst, 2018)
    • Two puzzles on the nominative particle ga in Japanese. Journal of Japanese Linguistics 34.2. (単著、de Gruyter, 2018)