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東京女子大学

教授

サグチ カズロウ

佐口 和郎

現代教養学部 国際社会学科 経済学専攻

研究キーワード

制度 / 雇用システム / プラットフォームビジネス

研究分野

雇用システム / 社会政策

研究テーマ

人が雇われて働き暮らしが成り立つという一見自明なシステムが、現実にはどのような仕組みで成り立っているのかを、理論的・実証的に研究している。また、雇用の枠外の働き方の広がりが雇用に与える影響についても分析を進めている。

コメント

現在、雇用・労働の分野では、ICT・AIなどのテクノロジーの発展や経済のグローバル化の進展、さらには少子・高齢化等によって、100年以上のスパンでの大きな変化が生じつつあります。そしてこの変化は、格差の広がりをはじめとして人々の生活にも大きな変化を及ぼしています。だからこそ、世の中にはこれに関連した不安と期待が交錯する言説があふれているのです。この巨大な流れを前にして、足がすくんでしまいそうですが、長い歴史をふまえてみると、こうした流れにどんな未来が待ち受けていても、その経済的・社会的影響がどうなるのかは、私たちの選択にかかっているといえます。特に注目してもらいたいのは、これからの社会・経済のあり方の選択において、女性が重要なカギを握っているということです。職場や家庭における女性と男性との不当な格差を前提とした諸制度は維持できなくなりつつあるからです。しかし、どのような形での未来が築かれるかは不明です。労働や福祉に関わる社会科学は、この強大な流れの中から真理を掬い取る洞察力を養うことに貢献するものであり、賢い選択にとって不可欠です。こうした学問の醍醐味をぜひ味わってほしいと思います。

  • 主な担当授業・演習
    • 労働経済学
    • 福祉の経済学
    • 経済史
    • 3年次演習(経済学)
  • 所属学協会・プロジェクト
    • 社会政策学会
    • 日本労使関係研究協会
    • Labor and Employment Relations Association
  • 書籍等出版物(単著・共著)
    • “Japan Meets the Sharing Economy.”(共著、Social Science Japan Journal、24-1、2021年)
    • 『雇用システム論』(単著、有斐閣、2018年)
    • 「就労支援と“雇用の壁”」(単著、『社会福祉研究』第126号、2016年)
    • 『講座・現代の社会政策・1、戦後社会政策論』(共著、明石書店、2011年)