特任教授
ワダ ヒロフミ
和田 博文
現代教養学部 人文学科 日本文学専攻
【2025年度〜】 現代教養学部 人文学科 日本文学文化専攻
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- 主な担当授業・演習
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- 日本文学演習
- 日本文化演習
- 比較文化A
- 日本事情D
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- 所属学協会・プロジェクト
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- 日本近代文学会
- 昭和文学会
- 日本文学協会
- 文芸家協会
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- 書籍等出版物(単著・共著)
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- 『漫画家が見た 百年前の西洋 ─近藤浩一路『異国膝栗毛』の洋行』(筑摩書房、2024年)
- 『日本人美術家のパリ 1878-1942』(平凡社、2023年)
- 『三越誕生!—帝国のデパートと近代化の夢』(筑摩選書、2020年)
- 『海の上の世界地図—欧州航路紀行史』(岩波書店、2016年)
- 『資生堂という文化装置 1872-1945』(岩波書店、2011年)
コメント
4年生のゼミでは、各自が卒論と取り組んでいます。日本の近現代の表象に関係していれば、卒論テーマは自由に選ぶことができます。これまでの例をあげると、文化に関心がある学生は、「近代日本のカフェ」や「浅草の都市空間」、「宝塚少女歌劇」や「中島みゆきの歌詞」などの卒論を書いてきました。比較文化に興味を抱いた学生は、「パリの藤田嗣治」や「岡本一平のロンドン体験」、「上海の日本人社会」や「タイと日本のホラー映画」などのテーマを選んでいます。もちろん芥川龍之介や梶井基次郎、宮沢賢治や萩原朔太郎など、定番の文学者を扱う卒論もたくさんあります。現在活躍中の小川洋子や今村夏子を研究することもできますし、演劇やSF、ラノベやアニメを取り上げることも可能です。大学の在学中に大切なことは、自分が打ち込める対象を見つけて、それを分析し論じる力を身に付けることです。大学での学びを、ぜひ楽しんでください。