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東京女子大学

特任講師

ヤマグチ サチ

山口 幸

現代教養学部 数理科学科 情報理学専攻

研究キーワード

生活史適応 / 最適化理論 / 性表現多様性

研究分野

数理生物学

研究テーマ

海の生き物が示す多様な性に興味があり、その進化の要因を理論と実証の両面から研究してきました。 近年は、海洋生物に限らず、さまざまな生物において、性決定や性表現の生理学的メカニズムを取り入れたホルモンダイナミックスなどを展開しています。

コメント

数理生物学は数学を使って、生物の生き方・ふるまいを予想したり、今観測される現象を説明する学問です。数学モデルを解析するとき、PythonやC言語でプログラミングし、シミュレーションをおこないます。これまでにどのような生命現象が数理生物学で解き明かされてきたかというと、たとえば、希少生物が絶滅する確率はどれくらいか、植物が成長して花をつけるタイミング、オスのチョウとメスのチョウの羽化の時期の違い、オスとメスの数はどうして1対1なのかなどが挙げられます。また感染症がどのように広がっていくか、収束させるにはどのような対策をすればよいのかについては、現在活発に研究・議論がなされています。「この生命現象の数理モデルでは自分が第一人者になりたい!」という方には、数理生物学はぴったりな分野です。生物学と数学と情報学をあわせた複合領域の研究分野ですので、いずれかに興味がある方は、ぜひ一緒に研究しましょう。

  • 主な担当授業・演習
    • 数理生物学
    • 生物学概論
    • シミュレーションD
    • 生物と環境
  • 所属学協会・プロジェクト
    • 日本数理生物学会
    • 日本生態学会
    • 日本動物行動学会
    • 日本進化学会
    • 個体群生態学会
  • 書籍等出版物(単著・共著)
    • 『海の生き物はなぜ多様な性を示すのか—数学で解き明かす謎』(単著、共立出版、2015年)
    • 『Transitions between sexual systems: understanding the mechanisms of, and pathways between, dioecy, hermaphroditism and other sexual systems, Leonard JL (ed)』(担当分:Life history constraints facilitate the evolution of androdioecy and male dwarfing、共著、Springer、2019年)
    • 『The natural history of the Crustacea: reproductive biology: volume VI, Cothran R, Thiel M (eds)』(担当分:An evolutionary ecological approach to sex allocation and sex determination in crustaceans、共著、Oxford University Press、2020年)