特任准教授
オオノ セラ
大野 聖良
女性学研究所
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- 国際ジェンダー学会
- 日本フェミニスト経済学会
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- 特定非営利活動法人 社会理論・動態研究所
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- 書籍等出版物(単著・共著)
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- 「在留資格『興行』とは何だったのか——入国管理行政と招聘業界における言説に着目して」、『経済社会とジェンダー』第9号、日本フェミニスト経済学会、2024年8月
- 「日本の招聘業界からみる在留資格「興行」をめぐる言説編成——業界機関誌『入国ジャーナル』を中心に」、『移民研究年報』第29号、日本移民学会、2023年6月
- 「資料報告 日比NGOによる移住女性とJFC支援の歴史とその意義に関する一考察——DAWNとJFCネットワークの機関誌を中心に」、『国際ジェンダー学会誌』第19号、国際ジェンダー学会、2020年12月
- 『人の国際移動と現代日本の法——人身取引・外国人労働・入管法制』第二部[6]「日本における人身取引対策の現段階」(共著、日本評論社、2017年2月)
コメント
幼い頃、近所の工場や建築現場では、中国やフィリピン、ブラジルなどから来た人たちがたくさん働いていました。周りの大人たちはかれらと距離を置き、まるで自分の生活には関わりがないかのように振る舞っていたことを覚えています。
その後、大学生の時に短期留学で初めての海外生活を経験しました。現地での日常を楽しむ一方で、その国で自分が「外国籍」であり、マジョリティではない、「女性」であることから生じる居心地の悪さや疎外感を抱くことが少なくありませんでした。
その時、ふと故郷で出会った外国籍の人たちの顔が浮かびました。「あの時、あの人たちはこんな気持ちで過ごしていたのかもしれない」。その気づきが、私の研究の原点です。
グローバル化が加速する現代において、自国の論理に固執するだけでは解けない問題が山積みです。また、同じ社会で暮らしていても、私とあなたが抱える問題は決して同じではありません。そのような複雑さを引き受け、他者の立場を想像しながら物事を考える術を与えてくれるのが、「ジェンダー・フェミニズム研究」だと考えています。
私たちにとって公正な社会とは何か、その実現のために何が必要なのかを、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。