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東京女子大学

大学について

1918年。
東京女子大学は世の中が
目まぐるしく移り変わる、
その只中に生まれました。
日本という国が世界に開かれ、
政治・経済・文化、あらゆるものが
「これまで通り」にならなくなった時代。
教育もまた、変わるべき
そう信じた人々の熱意によって、
わたしたちは生まれたのです。
「良妻賢母」の育成を目指すのでもなく、
「就職」のみを目的とするのでもなく、
ひとりの人間として自立し、
成長するための教育。
あらゆる物事を自分の頭で考え、
心で感じ、自他を尊重し
共に自由であるための力を身につけてほしい。
その願いの実現のために、
わたしたちは百年以上、挑み続けています。

時代が進むごとに技術は進歩し、
環境も変化していきます。
また、グローバル化・多様化する現代においては
「常識」「普通」といった
個人の感覚も通用しません。
そうした中で
自分も他人も尊重しながら社会生活を営み、
問題解決を図っていくには、
高度な専門性に加えて
人間としての豊かな教養を
身につける必要があります。
東京女子大学が創立期より掲げる
リベラルアーツ教育は、
「人間としていかに生きるか」に
挑戦する知性を養います。

東京女子大学が
大切にしている
3つのことば

すべて真実なこと

本学の標語は新約聖書「フィリピの信徒への手紙 第4章8節」に書かれた聖句の一節を示したものです。大学が、一人ひとりのありのままの姿を尊重し、真理探求のための自由な学問の場であること。一人ひとりが”真実”を感じ取り、学び、尊ぶこと。それが創立から今まで続く、東京女子大学の願いです。

犠牲と奉仕

キリスト教の精神を表す言葉で、東京女子大学が考えるリーダーシップを示したものでもあります。
自らが先頭に立つリーダーシップだけではなく、他者を認めて痛みを共有し、人と協同して支えていく「サーヴァント・リーダーシップ」。仕えあい、捧げあうことによって、共に生きていく存り方を大切にしています。

キリスト教の精神を感じさせる何か

「この学校で学んだ人は、Somethingを得ていくように」安井てつ(第2代学長)が折に触れて学生たちに語りかけた言葉です。”Something”とは、キリスト教精神が持つ崇高な雰囲気『口に出して言えぬが感知しうるもの』を指しています。このメッセージを通して、言葉を超えて互いに人格的感化を与えあう関係を教員と学生に求めました。

東京女子大学の
歴史

日本で女子が高等教育を受けられなかった時代、その実現のために国もキリスト教の教派も超えた多くの人々の支援を得て、東京女子大学は開学しました。国外から多大な援助を受け、また各教派のミッションスクールがそれぞれ独自に設けていた専攻科を統合する形で創立された本学の歴史は、日本における女子高等教育実現のための“Service and Sacrifice”の軌跡と言えるかもしれません。

建学の精神が宿る
美しいキャンパス

東京女子大学のキャンパス計画が立てられた1920年代は、建築様式にも新たな波が起こっている時期でした。当時まだ珍しかった鉄筋コンクリートを用い、学校という型にはまらない斬新なデザインであった本学の建物群には、教員と学生の距離を縮め、共に学びを深めるための配慮が随所に施されています。緑豊かなキャンパスには、様式にとらわれない建学の精神が今も静かに息づいています。

社会とのつながり