特任教授
ヤギ マナミ
八木 真奈美
現代教養学部 心理・コミュニケーション学科 コミュニケーション専攻
【2025年度〜】 現代教養学部 社会コミュニケーション学科
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- 主な担当授業・演習
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- 日本語教育研究Ⅰ・Ⅱ
- 多文化教育
- 日本語Ⅰ・Ⅱ、2・3年次演習
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- 所属学協会・プロジェクト
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- 日本語教育学会
- 言語文化教育研究学会
- 日本質的心理学会
- 異文化間教育学会
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- 書籍等出版物(単著・共著)
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- 『話す・考える・つながる:わたしたちのストーリー』(単著、ココ出版、2022)
- 『質的言語教育研究を考えよう:リフレクティブに他者と自己を理解するために』(共著、ひつじ書房、2021)
- 「個人の経験を社会・変革・未来へつなげる実践を目指して—ナラティブをリソースとする教材作成の試み—」(共著、『言語文化教育研究』17号、2019)
- 『人によりそい、社会と対峙する日本語教育—日本社会における移住者のエスノグラフィーから見えるもの』(単著、早稲田大学出版、2013)
コメント
言語を学ぶことは好きでしょうか。また、新しい言語を学んで、自分が変わったと思うことはあるでしょうか。従来の言語教育では、学習する人は、知識を受け入れる受身的な存在だと思われてきました。しかし、徐々に、知識を貯金のように頭の中に詰め込むという「銀行型の教育」は批判的にみられるようになりました。そして、「語りを聞く」という研究方法を用いることで、言葉を覚えたり、使ったりするということは、ある人がどのような人になりたいか、あるいは、どのように社会に参加していきたいかということと関係していることがわかってきました。人と言語に関わる研究は、「人を理解する」という複雑で奥が深い研究です。人と言語との関係についてさまざまな角度から一緒に考えてみませんか。