Woman’s Cafe 2025年度 第3回(オンライン）「緊急避妊薬のOTC化（処方箋不要な薬局販売）の経緯を読み解く」

諸外国では薬局で処方箋なしに売られている緊急避妊薬。
48時間以内の服用が必要なのにも関わらず、日本では医師による処方が必要であることから、アクセシビリティが悪く、女性の避妊する権利を侵害しているとして社会課題となっていました。2020年に市民団体などが署名活動を行い厚労省に意見書を提出し、約5年の歳月を経て、今年の9月に緊急避妊薬のOTC化（処方箋不要で大衆薬として薬局で購入できること）が決定しました。（市販化実現は2026年見込み）
緊急避妊薬問題の経緯を解説しながら、政策決定プロセスの中で感じたジェンダーギャップや、世論の変化（緊急避妊薬を必要とする女性への偏見から、女性としての権利の視点へ）などをお話します。