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東京女子大学

SDGs×TWCU

東京女子大学SDGs宣言-未来に開かれた大学-

2015年9月の国連サミットで「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。そこに掲げられた17の「持続可能な開発目標(SDGs)」及び169のターゲットは、貧困に終止符を打ち、2030年までにすべての人にとってさらに持続可能な世界を構築するために定められたものです。この基本理念は「誰一人取り残されない」であります。
東京女子大学の建学の精神は、「キリスト教の精神をもって人格形成の基礎とし、リベラル・アーツを柱とする女子高等教育を行う」ことであり、初代学長の新渡戸稲造は1922年第1回卒業式において「本校においてはキリスト教の精神に基づいて、個性を重んじ、世のいわゆる最小者(いとちいさきもの)をも神の子とみなして、知識よりも見識、学問よりも人格を尊び人材よりは人物の養成を主としたのであります」と述べました。この「最小者(いとちいさきもの)をも神の子とみなす」は、まさにSDGsの基本理念である「誰一人取り残されない」と重なります。
東京女子大学は、創立以来100余年にわたって実践してきたリベラル・アーツ教育がSDGsの各目標の達成にあってその真価を発揮するものと確信し、建学の精神に基づき、持続可能な社会の実現のために、全学をあげて、教育、研究、社会活動を通じてその達成に貢献することを宣言いたします。
2021年10月 
東京女子大学 学長 茂里一紘

持続可能な開発目標(SDGs)とは

持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
(外務省ホームページより引用)