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東京女子大学

ストーリー

[在学生]

「ここで学びたい」という大学と学問への愛が自信のなかった自分を変えてくれました

人文学科 歴史文化専攻1年次<取材時の学年>広島県・私立福山暁の星女子高等学校

私の進学ストーリー

高校時代はどんな活動をしていましたか

私は課外活動や部活で成績をおさめるなど特別なことはしていませんでした。中高一貫校に高校から入学したので勉強で手一杯の高校生活でした。休日はコンサートや舞台を見に行くなど趣味に時間を多く割いていました。

東京女子大学を知ったきっかけを教えてください。

高校2年生の春にコロナ禍で学校が休校になり、学校からの課題として様々な大学を調べていた際に東京女子大学を知りました。当時は地元の大学進学を目指していたため、東京の大学は視野に入れていませんでしたがパンフレットの綺麗な本館の写真に心を奪われました。

知のかけはし入学試験を知ったきっかけや印象を教えてください。

東京女子大学を知った際に入試方法についても調べていたので、ホームページで知りました。当時の私は自己アピールが苦手で「小論文とディスカッションなんて上手くできないだろうな」と思っていました。しかし、過去の問題の講義動画を見て自分の意見を考えることの楽しさに気づき、加えて奨学金制度も設けられていることに魅力を感じました。

知のかけはし入学試験受験を決めた時の周りの反応を教えてください。

元々私立大学に進学することを経済的理由から両親に反対されていたため、東京女子大学を受けたいと話したところ「奨学金制度のある知のかけはし入学試験なら受けても良いよ」と言われるような形でした。高校の先生にもなぜ東京女子大学に行きたいのかを話し、知のかけはし入学試験を受け、もし不合格でもその後の入試も東京女子大学しか受験しないという意志を尊重してくださいました。

受験対策はどんなことをしましたか

まずは自分の学びたい分野の本を読んだりしました。私は歴史文化専攻なので、歴史に関する本を中心に読みましたが、東京女子大学は現代教養学部という1つの学部の中に様々な学科、専攻があるため、歴史学に隣接する哲学の本なども読みました。30回くらい書き直し、先生に添削していただき、志望理由書を完成させました。小論文と面接も先生と話し合いながら練習し、問われていることの意味をしっかり理解することを心掛けました。

現在、そしてこれから

大学で何を学んでいますか

1年生ではアジア史、日本史、西洋史のすべてをバランス良く勉強しています。他にもキリスト教、英語、スペイン語、心理学や理系の授業など幅広く学んでいます。中でも第二外国語として履修したスペイン語の授業がとても楽しく、これからも学び続けたいと考えています。

これからどうなっていきたいですか

まずは、入学前から学びたかった西洋史の学びを深めていきたいです。歴史を通して現代の人間の価値観や思想がどのように作られてきたのかを考えたいと思っています。キャリア的なことは未定ですが、人文学の学びを通して、様々なものに価値を見いだし、物事の本質を見極めることができる人になりたいです。

受験生へのメッセージ

自分と学問としっかり向き合う時間を持って

受験生のみなさんは今何かしらの目標に向かって頑張っている最中だと思います。「学校の先生になりたい。」「○○大学に合格したい。」どれも素敵な目標だと思います。しかし、その目標の前にみなさんはどんな人になりたいですか?知のかけはし入学試験は、なりたい自分像を作り、向き合い、そのために必要だと考えた学問への愛を大学に伝える入試です。努力は裏切るかもしれませんが、皆さんの学問への愛は結果がどうであれ、この先の人生も裏切らないと思います。勇気をもってチャレンジしてみてください。