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東京女子大学

人間科学研究科会議議長メッセージ

現代社会は、少子高齢化の進展など社会構造の変化、あるいは国際情勢の変動、さらにはテクノロジーの加速度的発達などによって、新たな可能性とともに新たな問題に直面しています。これまでの知の蓄積のうえに立ち、新たな人間観や社会観を構築して、21世紀型の共生社会をつくってゆく必要に迫られています。そのための指導的役割を担うに足る人材の養成を目的として、本学の大学院人間科学研究科は設置されています。われわれは、本学の標榜するリベラルアーツ教育を大学院においてもさらに発展させることで、この目的を果たしたいと考えています。

博士前期課程には、人間文化科学専攻と人間社会科学専攻があります。人間文化科学専攻では、人間の営みと知の所産である文化の諸相を人文科学の方法で解明することを、人間社会科学専攻では、現代社会のさまざまな問題を人間科学や社会科学の方法で調査研究することによって解明することを目指しています。それぞれの専攻はいくつかの研究分野に分かれていますが、広い視野から分野を越えた学際的研究が可能なように、カリキュラムは工夫されています。

博士後期課程では、人間文化科学専攻と生涯人間科学専攻があります。特に「人間の文化」と「人間の生涯」にフォーカスして、「女性学・ジェンダー的視点」などから、理論的分析と現代社会の実態とを考察することを通じて、高度な知識と研究能力をもった研究者や専門的職業人を養成しています。

21世紀も四半世紀が過ぎたいま、大きく変動しつつある社会とともに歩みながら、その変動する社会を冷静に分析するとともに、あるべき社会を構想し、その実現に取り組む意欲に満ちたみなさんが集い、われわれと一緒に切磋琢磨する場になることを期待しています。

人間科学研究科会議議長
茂木 敏夫