修了要件
2年以上在学し、所定の専攻科目について30単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、修士論文を提出してその審査及び最終試験に合格した者に修士の学位を授与します。 ただし、在学期間に関しては、「学士・修士5年プログラム」による履修者は、1年以上在学すれば足りるものとします。
修了に必要な最低単位数
修士論文作成までの標準スケジュール
前期課程1年目
前期課程2年目
修士論文審査及び最終試験における評価基準
数理科学専攻
論文審査
- 関連する先行研究などを含め、研究の位置づけが明確に述べられているか。
- 研究結果の記述が明確か。
- 研究結果に関する説明が論理的に述べられているか。
- 研究対象に対して新しい解釈ないし知見が得られているか。
最終試験
- 研究分野の専門的知識を修得し、かつ数理科学に対する幅広い視野を持っているか。
- 専門的知識を自立的に運用する能力と問題分析力を身につけているか。
- 研究成果を発信する表現力と建設的な議論を行うコミュニケーション力を備えているか。
- 高度な専門的職業人として実社会に貢献できる能力、あるいは博士後期課程で研究する能力を身につけているか。
審査委員の体制
- 修士論文の審査及び最終試験は、2名以上の審査委員が行う。
審査の方法及び項目
- 修士論文の審査に当たっては、面接試験が行われる。
- 最終試験は、修士論文の審査終了後に、修士論文を中心として、これに関連のある科目について、口頭または筆答で行う。