教授
ハラダ アツシ
原田 敦史
現代教養学部 人文学科 日本文学専攻
【2025年度〜】 現代教養学部 人文学科 日本文学文化専攻
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- 主な担当授業・演習
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- 日本古典文学入門
- 古典文学基礎演習(解釈)
- 日本中世文学演習
- 人文学総合講義
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- 所属学協会・プロジェクト
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- 中世文学会
- 日本文学協会
- 軍記・語り物研究会
- 東京大学国語国文学会
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- 書籍等出版物(単著・共著)
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- 『平家物語の表現世界 諸本の生成と流動』(単著、花鳥社、2022年)
- 『校訂延慶本平家物語(十一)』(共著、汲古書院、2009年)
- 『平家物語の文学史』(単著、東京大学出版会、2012年)
コメント
古典は、長い期間を通して、数え切れないくらい多くの人々によって読み継がれてきた書物です。何百年も経った現在でも、その中に新しい何かを見つけてゆけるということが、とても面白いと思っています。それは、今まで何万人いたか知れない読者たちのなかで、もしかしたら誰一人として気づいていなかったことであるかもしれないからです。新しい発見などなさそうなものの中に、さらに何かを見つけてゆく修練を積むことは、時代や社会の閉塞に対峙していくためにも貴重な経験になるはずだと思っています。
また古典は、先の世代から託されて現代に残っているものです。我々が受け継がなければ、その意義は失われてしまうかもしれない。大学は、その貴重な連携をこれからも支えてゆく大切な場なのだと信じています。