教授
セキムラ オリエ
関村 オリエ
現代教養学部 国際社会学科 コミュニティ構想専攻
【2025年度〜】 現代教養学部 経済経営学科
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- 主な担当授業・演習
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- コミュニティとジェンダー
- コミュニティ調査実習
- 基礎演習
- 3年次演習
- 4年次演習
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- 所属学協会・プロジェクト
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- 日本地理学会
- 人文地理学会
- お茶の水地理学会
- 日本社会学会
- 人口問題研究会
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- 書籍等出版物(単著・共著)
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- 『「政治」を地理学する-政治地理学の方法論』(共著、ナカニシヤ出版、2022年)
- 「ジェンダーと郊外-戦後日本における計画空間の誕生とその変容」『史林』104(1):226-262(2021年)
- 『都市郊外のジェンダー地理学-空間の変容と住民の地域「参加」』(古今書院、2018年)
- 『首都圏の高齢化』(共著、原書房、2014年)
コメント
場所や空間における、小さくとも新たな変化を捉える研究を目指してきました。そうした中でジェンダーの視点は、これまで「所与のもの」とされてきた場所・空間の秩序を浮き彫りにし、見過ごされてきてしまった人々によるミクロな動きを捉えるために、とても有効でした。また、社会的・文化的な性別役割を問い直すジェンダーの視点は、誰が地域を担うのかという問題を投げかけ、住民による地域実践の可能性と課題を提示してきたように思います。今後はジェンダーに、エスニシティ、階層などの座標軸を交えることで、男/女の二元論を越えた議論、さらにさまざまな人々による共生や地域生活の実現についても考えていきたいと思います。