（１日目） 8月22日（火）
オープニング 13:00～13:10
国語
13:10～14:20
感染症の近代と日本文学
講師 野網 摩利子（人文学科 日本文学専攻 教授）
いまだ不自由を余儀なくされている現在だからこそ、かつては見過ごされていた過去の文学の細部に気づくことができ、その作品の同時代に親近感を覚えられるのではないでしょうか。今を生きる生徒を惹きつけるために、副読本として使える文学を明治から昭和まで硬軟とりまぜて紹介し、検討します。
英語
14:35～15:45
英語に見る多様性と普遍性
講師 塩原 佳世乃（国際英語学科 国際英語専攻 教授）
「生成文法」とは、言語の探求をとおして人間と他の生物との本質的な相違を探ろうとする研究プロジェクトです。本講座では、言語間の抽象的なレベルでの共通点を探るという生成文法の営みを日英語の具体例を通じて紹介し、それが大学や高等学校の英語の授業でどのように活用されうるか、問題提起及び議論を行います。
エンディング 15:50
（2日目） 8月23日（水）
オープニング 13:00～13:10
地理歴史・公民
13:10～14:20
「歴史総合」で戦争の歴史を考えることの可能性—ドイツの事例との比較を通じて—
講師 柳原 伸洋（人文学科 歴史文化専攻 教授）
「歴史総合」では、暗記から、近現代の諸問題について歴史的な知や観点から議論し考察する歴史への転換が目指されています。これは、戦争を考える上でどのような意義あるいは問題を孕むのでしょうか。現代ドイツの高校教育の事例と比較しつつ考えてみたいと思います。
数学
14:35～15:45
対称性を科学する—群論の創生と発展
講師 吉荒 聡（数理科学科 数学専攻 教授）
ガロアにより創生された群論は、対称性を扱う数理科学の標準的手段として大きく発展し、 今世紀初頭には有限単純群の分類という画期的成果が得られました。その結果を振り返り、 残された課題について論じます。
エンディング 15:50
共通講座（オンデマンド講座）
2023年8月22日（火）11:00 ～29日（火）
オンデマンド講座（講義時間・50分程度）
働くことの意味から考える、教育と「キャリア」
講師 金野 美奈子（国際社会学科 社会学専攻 教授）
近代を生きる人間にとって、「働くこと」は自明の前提となってきました。そこに込められたさまざまな意味が、個人や家族、社会に与えた影響を振り返り、教育と「キャリア」について、今、改めて考えてみませんか。
お問い合わせ
東京女子大学 教育研究支援課 高等学校教科別セミナー担当
- 電話
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03-5382-6470（平日9:00～17:00【11:25～12:25を除く】）
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閉室日：土・日、祝日、8月7日（月）～18日（金）