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東京女子大学

出演者プロフィール

中内 潔

東京藝術大学を卒業後、渡独ドイツ国立デュッセルドルフ音楽大学を最優秀で卒業し、同ソリスト・コースに進む ドイツにおける国家演奏家資格を取得し、同コースを修了オルガンを秋元道雄、廣野嗣雄、ヨハネス・ゲッフェルトの各氏に師事 第6回シュパイヤー国際オルガン・コンクール第4位 第7回ヴィースバーデン国際オルガン・コンクール第1位 在独中より、ボン国際ベートーヴェン週間、ヴィースバーデン国際バッハ週間、パダボーン夏季オルガン週間などに招かれてのコンサートなど、ドイツを中心に各地で演奏活動を行う 帰国後は、ソロコンサートをはじめ、テレビ、FM放送出演の他、室内楽、合唱との共演も数多く行っている 2003年度よりは東京女子大学聖歌隊常任指揮者として、また、2009年度よりは「カペラ・コレギウム・ヴェリタス」を主宰し、ヘンデルのメサイアをはじめとした宗教曲、ならびにバロックから近・現代までの室内楽曲、オーケストラ作品の演奏にも取り組んでいる 現在、東京女子大学教授ならびに大学オルガニスト 日本オルガニスト協会・日本オルガン研究会会員

カペラ・コレギウム・ヴェリタス

中内潔が主宰し、2009年秋に結成された室内楽オーケストラで、ヘンデルの「メサイア」をはじめ、東京女子大学におけるコーラル・コンサートやチャペルコンサートにおいて、様々な宗教曲、またバロックから近・現代までの室内楽曲、オーケストラ作品の演奏に取り組んでいる。メンバーは、音楽大学で後進の指導に当たったり、また他の様々なオーケストラ、室内楽、アンサンブル等において幅広く活躍している演奏家達で構成されている。このオーケストラ名はラテン語で、Cappellaは礼拝堂を意味し、Collegiumは音楽を共にする仲間を指し、そしてVERITASは本学の標語、QUAECUNQUE SUNT VERA(すべて真実なこと)の、VERAの名詞形「真実」である。

谷地畝 晶子

岩手大学教育学部芸術文化課程音楽コース卒業 東京藝術大学音楽研究科博士後期課程独唱科修了 ヨハネス・ブラームスの歌曲研究において博士(音楽)学位取得 第16回日仏声楽コンクール第1位 2012年度三菱地所賞受賞 これまでに、J.Sバッハ「クリスマスオラトリオ」、「ロ短調ミサ」、「マタイ受難曲」、「ヨハネ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト、ヴェルディ、ドヴォルジャーク、デュルフレ「レクイエム」、ベートーヴェン「交響曲第9番」、「ミサ・ソレニムス」、メンデルスゾーン「パウロ」、「エリヤ」、ドヴォルジャーク「スターバト・マーテル」、マーラー「交響曲第2番」、「交響曲第3番」、「交響曲第8番」等においてアルトソリストで出演している また、現在、岩手大学、盛岡大学短期大学、盛岡看護医療大学校非常勤講師

藤井 冴

愛媛県出身 東京藝術大学卒業 同大学院修士課程及び博士後期課程声楽(オペラ)専攻修了、音楽博士号取得 2014年度「岩谷時子 Foundation for Youth」受賞 よんでん文化振興財団奨学生 大学院アカンサス音楽賞 三菱地所賞音楽部門受賞 愛媛県文化協会奨励賞 第27回市川市新人演奏家コンクール優秀賞 第28回奏楽堂日本歌曲コンクール入選 これまでに、「ドン・ジョヴァンニ」ツェルリーナ、「秘密の結婚」カロリーナ、「リゴレット」ジルダ、「椿姫」ヴィオレッタ、「ジャンニ・スキッキ」ラウレッタ、「こうもり」アデーレ、「ウェルテル」ソフィー、「電話」ルーシー等を演じる その他にも、ベートーヴェン「第九」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」、フォーレ「レクイエム」、ヴィヴァルディ「グローリア」、ベルゴレージ「スターバト・マーテル」、またバッハのカンタータなどのソリストも務めている 女声アンサンブルグループ「Jソロイスツ」メンバー 和光市民合唱団ヴォイストレーナー 日本声楽家協会教育センター講師 日本声楽アカデミー会員

萩原 潤

東京藝術大学声楽科卒業、同大学院オペラ研究科修了、博士課程満期修了 1999年秋より文化庁在外派遣研修員としてベルリンへ留学 ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学大学院に入学し、2004年に最優秀の成績で同大学院を修了、Konzert Examenを取得 声楽を多田羅迪夫、H.Reeh、古楽をPeter Kooijに師事 2000年夏、ラインスベルグ音楽祭『セヴィリアの理髪師』フィガロ役に合格し、その後もドイツのみならずヨーロッパ各地で演奏活動を行っている 国内においては、二期会公演『ニュルンベルクのマイスタージンガー』(ベックメッサー)、『フィガロの結婚』(伯爵)、『魔笛』(パパゲーノ)や新国立歌劇場公演『ナクソス島のアリアドネ』(ハルレキン)、『トゥーランドット』(ピン)、『魔笛』(弁者)、『アラベラ』(ドミニク)などに出演 2003年五島記念文化財団オペラ新人賞受賞 バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとして、数々のコンサートや録音に参加、また『メサイア』、『マタイ受難曲』、『エリヤ』、『カルミラ・ブラーナ』、『ドイツレクイエム』などのソリストも務める 現在東京藝術大学准教授、二期会会員

山中 志月

1994年生 東京芸術大学卒業 二期会オペラ研修所マスタークラス修了(優秀賞) ヘンデル《メサイア》バッハ《クリスマス・オラトリオ》等、宗教作品のソリスト・エヴァンゲリストの他、オペラでは北とぴあ国際音楽祭、セイジ・オザワ松本フェスティバル、東京・春・音楽祭等の公演に出演 また古楽アンサンブルエクス・ノーヴォにおいてモンテヴェルディ《ヴェスプロ》カヴァリエーリ《魂と肉体の劇》肉体役等、古楽の演奏も多数 また現代作品の演奏、初演にも関わる 二期会会員 

松原 みなみ

東京藝術大学音楽学部声楽科を経て、同大学大学院音楽研究科修士課程、博士後期課程 (独唱) 修了 博士号(音楽) 取得 ウィーン国立音楽大学オペラ科を審査員満場一致の首席卒業 第24回友愛ドイツ歌曲コンクール一般の部第2位ならびに、日本歌曲賞受賞 Jan Kiepura国際声楽コンクールR.シュトラウス賞受賞 Ljuba Welitsch国際声楽コンクール特別賞受賞 第26回コンセル・マロニエ21第3位 第91回日本音楽コンクール歌曲部門第1位 コンサートソリストとしては、R.シュトラウス 「クレメンス・プレンターノの詩による6つの歌」、マーラー「交響曲第4番第4楽章 天上の生活」、ヘンデル「メサイア」、ハイドン「四季」、ベートーヴェン「第九」、バッハ 「ロ短調ミサ」、メンデルスゾーン「賛歌」「聖パウロ」、ブラームス「ドイツレクイエム」などに出演

阪口 直子

武蔵野音楽大学卒業、東京藝術大学大学院修了 三池三郎、G.ファヴァレットの各氏に師事 武蔵野音楽大学在学中に同校オペラ公演で『コシ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ役を演じる 藝大大学院在学中に、同校定期演奏会でヴェルディ『レクイエム』及びバッハの『ロ短調ミサ』のアルト・ソロを務める 1984年度文化放送音楽賞受賞 1985年、イタリア・シエナのキジアーナ音楽院夏期講習に参加し、最優秀賞を受賞 『第九』、『メサイア』をはじめ、ヴェルディとペルゴレージの『スターバト・マーテル』、バッハ『クリスマス・オラトリオ』、モーツァルト『レクイエム』 『ハ短調ミサ』、ロッシーニ『小荘厳ミサ』、メンデルスゾーン『エリア』(N響定期、 サヴァリッシュ指揮)、ブラームス『アルト・ラプソディ』、 マーラー『交響曲第2番 [復活]』 等のソリストとして活躍  オペラではチェスティ『オロンテーア』 コリンド、モーツァルト『フィガロの結婚』 マルチェッリーナ、 ロッシーニ『ランスへの旅』 メリベーア侯爵夫人を演じる 2023年3月まで国立音楽大学非常勤講師を務めた 日本ロッシーニ協会会員、日本フォーレ協会会員 2004年度より定期的に、東京女子大学クワイヤの発声指導に携わっている

田上 麻里

東京純心女子短期大学音楽科オルガン専攻、同学専攻科を共に首席で卒業 その後ジュネーブのオルガンアカデミーにて、リオネル・ロッグ、フランソワ・デュロワの各氏に学ぶ またスイスのロマムティエ、シオン、イタリアのアオスタ、ピストイア等のオルガンアカデミーや日本各地でのマスタークラスに参加 在スイス中にはリオネル・ロッグ氏のもとで研鑽を積み、コンサートを重ねた 各地のコンサートホールや教会での独奏、室内楽やオーケストラとの共演や合唱伴奏などの他、リサイタルでも好評を博している 母校音楽科補手を経て、府中市民オルガン演奏講座講師を務めた
カトリック吉祥寺教会、カトリック田園調布教会オルガニスト
(一社)日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員

重松 希巳江

滋賀県出身 東京藝術大学卒業、同大学院修了 クラリネットを村井祐児、鈴木良昭、山本正治、石橋耕三の各氏に師事 学内にて芸大フィルハーモニアとコンチェルトを共演、室内楽定期演奏会2年連続出演 同声会主催卒業演奏会に出演 第8回日本木管コンクール第3位、第15回日本管打楽器コンクール第3位 芸大フィルハーモニア管弦楽団に在籍を経て渡独、ウルフ・ローデンホイザー氏に師事 NHK-FMリサイタル、JT室内楽シリーズ、倉敷音楽祭、宮崎国際音楽祭、水戸室内管弦楽団などに出演 元新日本フィルハーモニー交響楽団首席クラリネット奏者 ソリストとして新日本フィル定期演奏会でクリスティアン・アルミンク、フィリップ・フォン・シュタインネッカー、井上道義、ヒュー・ウルフ、阪哲朗の各氏とコンチェルトを共演 映像作品の劇中音楽などのスタジオレコーディングにも多数参加している 第78.87.90回日本音楽コンクール・クラリネット部門審査員 ビュッフェ・クランポン契約講師 東京音楽大学非常勤講師

松浦 光子

国立音楽大学オルガン科卒業 卒業時、武岡賞受賞 日本オルガニスト協会新人演奏会に出演 同大学院音楽研究科(オルガン専攻)修了 ミュンヘン音楽大学大学院オルガン科修了 オルガンを、佐野直子、吉田實、エドガー・クラップの各氏に師事 ジグモント・サットマリー、ヴォルフガング・ツェラー、ミヒャエル・ラドゥレスク、ロレンツォ・ギエルミ各氏主宰のアカデミーに参加し研鑽を積む 帰国後、所沢市民文化センター(ミューズ)オルガンスクール第7期および第8期の講師を務め、現在、青山学院大学オルガニストおよび同大学オルガニスト養成講座講師 日本基督教団松沢教会オルガニスト(主任)
一般社団法人日本オルガニスト協会会員 日本オルガン研究会会員
共訳書に『バッハ=カンタータの世界』全3巻(監訳/礒山雅 東京書籍)がある

向野 由美子

東京芸術大学卒業、同大学大学院修士課程修了 在学中より、宗教曲のソリストとして活躍 バッハ「ヨハネ受難曲」「マタイ受難曲」、ベートヴェン「第九」、マーラー「復活」「大地の歌」、モーツァルト・デュルフレ・スッぺ・ヴェルディ「レクイエム」他、多数のバッハカンタータソリストを務める オペラでは「コジ・ファン・トゥッテ」ドラベッラ・デスピーナ、「ナブッコ」フェネーナ、「カルメン」カルメン等演じる 2005年「ラ・チェネレントラ」ティスベ役で藤原歌劇団デビュー後、翌年同歌劇団公演「蝶々夫人」スズキ役を演じて好評を博し、「ラ・チェネレントラ 」タイトルロール等、その後も同歌劇団公演の出演を続けている ズボン役を得意とし、「ヘンゼルとグレーテル」ヘンゼル、藤原歌劇団公演「フィガロの結婚」ケルビーノ、同団公演「オリィ伯爵」イゾリエ、「カプレーティとモンテッキ」ロメオにて好評を博した また、日生劇場公演 オペラ「アイナダマール」にて、スペインの詩人“ガルシア・ロルカ”を、紀尾井ホール主催、日本初演のオペラ「オリンピーアデ」のズボン役“メガークレ”を演じ、いずれも好評を博す フィルハーモニッシャーコール・都留文科大学合唱団等、合唱団のヴォイストレーナーとしても活躍中 共立女子中学高等学校・都留文科大学非常勤講師、藤原歌劇団団員

湊 恵子

東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻卒業、同大学院音楽研究科修士課程修了
ドイツ政府給費奨学金(DAAD)を得て、ケルン音楽大学を卒業 在独中はケルン・ヴォーリンゲン教会正オルガニストを務めた 帰国後は各地で演奏会を行うとともに、後進の指導にあたっている
現在、桜美林大学オルガニスト・同大学兼任講師、玉川聖学院主任オルガニスト、日本ホーリネス教団池の上キリスト教会主任オルガニスト・同音楽主事、一般財団法人瀬木博尚記念芸術文化振興会選考委員 (一社)日本オルガニスト協会会員、日本オルガン研究会会員、公益社団法人日本演奏連盟会員
トランペット・アンサンブルCD「MARKUNS PLAY BACH」、ソロCD「天からの風にのせて」、「光につつまれて」をリリース CGNテレビ「信仰と人生」、BSテレ東「おんがく交差点」にゲスト出演
オルガニストKEIKOオフィシャルサイト organist-keiko.com

高橋 薫子

国立音楽大学大学院修了 文化庁オペラ研修所修了 イタリア声楽コンコルソでシエナ大賞、没後200年記念国際モーツァルト声楽コンクールでアンナ・ゴットリープ賞を受賞しウィーンフィルと共演 ’91年からミラノ留学 「ドン・ジョヴァンニ」「魔笛」「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」「セビリアの理髪師」「ルチア」「愛の妙薬」「イル・カンピエッロ」「ロメオとジュリエット」「ランスへの旅」「ラ・ボエーム」「リゴレット」「泥棒かささぎ」「トゥーランドット」「タンクレーディ」「夢遊病の女」等多数のオペラのほか各地でのリサイタル、宗教曲、第九などオーケストラとの共演においても高い評価を得ている 五島記念文化賞オペラ新人賞、ジロー・オペラ賞新人賞、村松賞、モービル音楽賞洋楽部門奨励賞、よんでん芸術文化奨励賞、ホテルオークラ音楽賞を受賞 藤原歌劇団団員 国立音楽大学客員教授、東京藝術大学非常勤講師

東京女子大学クワイヤ

1955年、カントール池宮英才のもとに誕生した東京女子大学聖歌隊である。
4月の入学式を始めとして宗教週間の宗教音楽コンサート、12月のクリスマス・キャロルの夕、クリスマス礼拝、メサイア演奏、3月の卒業礼拝、卒業式などの宗教行事に奉仕している。中でも6月の宗教週間にはコーラル・コンサートを行い、1970年から12年に渉ってバッハの「マタイ受難曲」を演奏し、1982年からはチャペルでメンデルスゾーンの「エリア」、「モーツァルトの「ヴェスペレ」、バッハの「カンタータ4番」、ヴィヴァルディの「グローリア」など、様々な宗教曲の演奏を続けている。とくに、毎年末のメサイア公演は「東京女子大学メサイア」として学内外の多くの人々の愛好を得て今日に至っている。