修了要件
3年以上在学し、所定の専攻科目について、人間科学研究科においては16単位以上を、理学研究科においては12単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、博士論文を提出してその審査及び最終試験に合格した者に博士の学位を授与します。
修了に必要な最低単位数
学位取得までの基本的なスケジュール
後期課程1年目
- 共通科目1科目2単位、特殊研究Ⅰおよび特殊研究Ⅱの2科目4単位を履修
- 「論文指導演習」の1年目履修
- 研究計画書提出
- 学内外の共同実践研究プロジェクトなどに参加
- 学会発表、専門の学会誌への投稿
- 研究報告書提出
- 複数教員によるフィードバック
後期課程2年目
- 特殊研究Ⅰおよび特殊研究Ⅱの2科目4単位を履修
- 「論文指導演習」の2年目履修
- 研究計画書提出
- 博士論文計画書の提出(次年度の博士論文提出資格審査)
- 学内外の共同実践研究プロジェクトなどに参加
- 学会発表、専門の学会誌への投稿
- 研究報告書提出
- 複数教員によるフィードバック
後期課程3年目
- 「論文指導演習」の3年目履修
- 博士論文提出申請
- 学内外の共同実践研究プロジェクトなどに参加
- 中間報告・発表会
- 予備審査
- 博士論文題目提出
- 学位論文提出
- 学位論文審査
- 最終試験
- 学位授与審査
- 学位授与
博士論文審査及び最終試験における評価基準
人間文化科学専攻
審査委員会による論文審査および公開の最終試験は次のような評価基準をもとに行われます。
- 問題意識が明確に示され、研究テーマの設定に説得力があること。
- 研究内容に独創性があること。
- 内外の研究文献と研究状況が十分に把握された上で、議論が展開されていること。
- 論理的構築および論旨展開が堅実であること。
- 論述の過程が適切であり、論証および実証がなされていること。
- 研究成果を発信する十分な表現力と建設的な議論を行う高いコミュニケーション力を備えていること。
- 高度な専門的職業人または研究者として社会に貢献できる能力を備えていること。
生涯人間科学専攻
- 審査委員会による論文審査および公開の最終試験は次のような評価基準をもとに行われます。
- 問題意識が明確で、先行研究との関連と位置づけが適切になされていること。
- 研究テーマに独創性があること。
- 方法論が適切で一貫性があること。
- 論証が緻密であり、論旨展開が明晰であり、文章表現が妥当であること。
- 当該分野における研究成果の貢献度が高いこと。
- 研究成果を発信する十分な表現力と建設的な議論を行う高いコミュニケーション力を備えていること。
- 高度な専門的職業人または研究者として社会に貢献できる能力を備えていること。
審査委員の体制
学位論文の審査及び最終試験は、当該研究科会議が定める複数の審査委員が行う。審査委員会は、4名以上で構成し、当該専攻の論文指導演習担当教員を主査とする。委員は、当該研究科博士後期課程の構成員3名(主査以外の審査委員については、審査のために必要な場合は、当該研究科博士後期課程会議の承認を経て1名を他の大学院又は研究所等の教員等とすることができる)、他の大学院又は研究所等の教員等1名で構成する。
審査の方法及び項目
審査委員会は、博士論文の審査及び公開の最終試験を行う。
最終試験は、博士論文の内容、これに関連ある専攻分野の科目及び2外国語について、口頭または筆答により行う。外国語については、研究分野により1外国語とすることができる。
学位論文の審査及び最終試験は、当該研究科会議が定める複数の審査委員が行う。審査委員会は、4名以上で構成し、当該専攻の論文指導演習担当教員を主査とする。委員は、当該研究科博士後期課程の構成員3名(主査以外の審査委員については、審査のために必要な場合は、当該研究科博士後期課程会議の承認を経て1名を他の大学院又は研究所等の教員等とすることができる)、他の大学院又は研究所等の教員等1名で構成する。
審査の方法及び項目
審査委員会は、博士論文の審査及び公開の最終試験を行う。
最終試験は、博士論文の内容、これに関連ある専攻分野の科目及び2外国語について、口頭または筆答により行う。外国語については、研究分野により1外国語とすることができる。