教授
ヒラバヤシ ヒデミ
平林 秀美
現代教養学部 心理・コミュニケーション学科 心理学専攻
【2025年度〜】 現代教養学部 心理学科
-
- 主な担当授業・演習
-
- 発達心理学概論
- 発達心理学(情動発達)
- 心理学実験演習IA
- 心理学特殊実験演習
-
- 所属学協会・プロジェクト
-
- 日本発達心理学会
- 日本心理学会
- 日本教育心理学会
- 日本保育学会
- Society for Research in Child Development
- Association for Psychological Science
-
- 書籍等出版物(単著・共著)
-
- 『社会性の発達心理学』(執筆、ナカニシヤ出版、2024年)
- 『情動制御の発達心理学』(共編著、ミネルヴァ書房、2021年)
- 『よくわかる情動発達』(共著、ミネルヴァ書房、2014年)
- 『改訂版 発達心理学特論』(共著、放送大学教育振興会、2021年)
コメント
私たちも昔は子どもだったはずなのですが、子どもの頃にどのように考えたり感じたりしていたのかを忘れてしまっていることが多いと思います。大人になってから子どもの様子を観察すると、思いがけない言葉や行動が見られ、とても新鮮でおもしろく感じられます。
発達心理学は、人が生まれてからその一生を終えるまでの変化の過程や要因を探る学問です。認知発達・情動発達・自己の発達・社会性の発達など、さまざまな研究領域があります。私は特に幼児期・児童期の子どもの情動発達や社会性の発達に関心があります。子どもが自分の情動をそのままストレートに表現する場合もあれば、隠そうとする場合もあります。情動のコントロールの発達に関連する要因を、子ども個人の特性や、養育者は保育者などの周りの大人からの影響や、子どもが育っている文化の要因なども含めて、調査や観察を通じて研究しています。調査や観察でお会いする子どもたちの姿から、元気をもらえます。