教授
ヒワキ ヒロトシ
樋脇 博敏
現代教養学部 人文学科 歴史文化専攻
【2025年度〜】 現代教養学部 人文学科 歴史文化専攻
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- 主な担当授業・演習
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- 西洋史概論Ⅰ
- ギリシア・ローマ史
- 西洋前近代史
- 文献・資料演習(西洋古代)
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- 所属学協会・プロジェクト
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- 史学会
- 西洋古典学会
- 歴史学研究会
- 日本西洋史学会
- ジェンダー史学会
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- 書籍等出版物(単著・共著)
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- 『はじめて学ぶ西洋古代史』(分担執筆、ミネルヴァ書房、2022年)
- 『古代ローマの生活』(単著、角川ソフィア文庫、2015年)
- 『ローマ帝国と地中海文明を歩く』(共著、講談社、2013年)
- 『古代ローマを知る事典』(共著、東京堂書店、2004年)
コメント
古代ギリシア・ローマ史の講座は、欧米の多くの大学では、史学科ではなく、古典学科に設置されています。古典とは、昔からずっと模範とされてきたもの、のことです。つまり、西洋の人々にとって、ギリシア・ローマの歴史は、その哲学や文学と並んで、自分たちの模範とすべき特別なものなのです。地球の反対側、アジアの隅っこに位置する日本とはあまり関係のない話にも思えますが、そうではありません。西洋文明に背中を押される形で近代という時代に漕ぎだした日本もまた、ギリシア・ローマの影響を少なからず受けています。弥生時代の頃に、日本から遠く9000km以上も離れた地で栄えた文明の痕跡を、現代の日本の中で探してみる、というのも、なかなか楽しい作業ですよ。いかがですか?