教授
タケウチ ケンゾウ
竹内 健蔵
現代教養学部 国際社会学科 経済学専攻
【2025年度〜】 現代教養学部 経済経営学科
-
- 主な担当授業・演習
-
- 経済数学
- 中級ミクロ経済学
- 公共経済学
- 経済政策
-
- 所属学協会・プロジェクト
-
- 日本交通学会
- 公益事業学会
- 日本海運経済学会
- 日本交通政策研究会など
-
- 書籍等出版物(単著・共著)
-
- 『都市交通ネットワークの経済分析』(単著、有斐閣、2006年)
- 『なぜタクシーは動かなくてもメーターが上がるのか:経済学でわかる交通の謎』(単著、NTT出版、2013年)
- 『交通経済学入門(新盤)』(単著、有斐閣、2018年)
- 『ミクロ経済学って大体こんな感じです』(単著、有斐閣、2019年)
コメント
目の前にある社会問題を感情の赴くままにあれこれ議論し、政策を批判することは楽しいことかもしれません。しかし、しっかりとした方法論に基づいて論理的な思考を鍛え上げておかないと、現代のように大きく変動する社会で常識を越えた想定外の大きな問題にぶつかったとき、何も出来ずにお手上げの状態になってしまうことになるでしょう。多種多様な問題を普遍的で一貫した方法で解き明かして政策につなげていくことに関して、経済学は1つの有効なアプローチです。経済学は極めて頑健な論理体系を持っており、経済学を学ぶと知らず知らずのうちに論理的思考力が身につき、多くの社会問題を解明し、分析ができるようになります。社会問題を何とかしたいという「熱い心」を持ちながらも、それらを一時的な感情に任せて処理するのではなく、それらを論理的・客観的に分析する「冷静な頭脳」を獲得できるようにしていきたいと思っています。