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東京女子大学

教授

カワノ セイヤ

河野 誠哉

現代教養学部 国際社会学科 社会学専攻

研究キーワード

学校文化 / 教員養成

研究分野

教育社会学 / 歴史社会学

研究テーマ

近代学校に固有の教師-生徒関係の特質について考えるための手がかりとして、学校における測定文化の系譜や「個性」言説について研究してきました。そのほか、教員をめぐる社会状況についての研究も展開しつつあります。

コメント

教員免許状の取得プログラムである教職課程を担当しています。そしてその中でも私が主たる担当領域としているのは、教育をめぐる理念や歴史、制度、社会的状況といった、一般に「原理論」とか「原論系」と呼ばれる諸領域です。
教職課程というと、端的に「教え方」のスキルを学ぶというイメージがありますが、そればかりでなく実はこうした基礎的な教養こそ大事で、とりわけ昨今のように目まぐるしく環境が変化する時代状況においては、周囲の動きに安易に惑わされたりせず、冷静な判断でもって身を処していく能力の涵養こそは重要なはず。そういう力を備えた教員を育てて行きたいと常々考えています。

  • 主な担当授業・演習
    • 教職論
    • 教育原論
    • 教育社会学
    • 教職実践演習
  • 所属学協会・プロジェクト
    • 日本教育社会学会
    • 日本教育学会
    • 教育史学会
    • 日本社会学会
  • 書籍等出版物(単著・共著)
    • 『これからの教職論』(分担執筆、ナカニシヤ出版、2022年)
    • 『よくわかる教育社会学』(共著、ミネルヴァ書房、2012年)
    • 『職業と選抜の歴史社会学』(共著、世織書房、2004年)
    • 『〈近代教育〉の社会理論』(共著、勁草書房、2003年)