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東京女子大学

准教授

ナガハラ アユミ

永原 歩

現代教養学部 国際社会学科 国際関係専攻

研究キーワード

韓国語 / 助詞 / 他動性 / 敬語 / 韓国語教育

研究分野

韓国語学 / 韓国語と日本語の対照研究

研究テーマ

助詞を中心とした形式的な側面、また他動性などの意味的側面に注目して、互いに似ている韓国語と日本語が構造的にどのように異なっているのかについて研究している。また最近は日韓の待遇表現について考えている。

コメント

近年、韓国のアイドルグループやドラマなどの大衆文化、さらにはコスメや食べ物など、韓国のものが若い世代を中心に人気を集めています。それに伴い韓国語を学びたい人も増えており、日本と韓国の心理的な距離が近づいているようで、嬉しく思っています。
大好きなアイドルのSNSを韓国語で読めたら、それはとても素敵でワクワクする経験になると思います。もちろん日本語によく似た言語と言われる韓国語も、外国語として学んでいくと楽しいことばかりではありません。
しかし、学んでいくうちに似ているけど違う部分に気がつき、自分の母語である日本語を再確認する機会になるでしょう。
語学は「使えるようになること」に目が行きがちですし、もちろんそれは大事ですが、それだけではありません。大学での学びとして、韓国語を通じて日本語を、日本語を通じて韓国語や韓国文化を、学生の皆さんと一緒に眺めていけたらと考えています。

  • 主な担当授業・演習
    • 韓国語初級
    • 韓国語作文と文法
  • 所属学協会・プロジェクト
    • 朝鮮学会
    • 韓国語教育学会
  • 書籍等出版物(単著・共著)
    • 『韓国語と日本語』沖森卓也・曺喜澈編、共著、朝倉書店、2014
    • 『使いこなすための韓国語文法』永原歩・金秀美共著、朝日出版社、2019
    • 『韓国語Ⅰ』永原歩・生越直樹共著、財団法人放送大学教育振興会、2020
    • 『韓国語Ⅱ』生越直樹・永原歩共著、財団法人放送大学教育振興会、2020