教授
サカシタ チカシ
坂下 史
現代教養学部 人文学科 歴史文化専攻
【2025年度〜】 現代教養学部 人文学科 歴史文化専攻
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- 主な担当授業・演習
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- 西洋史概論
- イギリス史
- 文献・資料演習
- 歴史文化演習
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- 所属学協会・プロジェクト
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- 史学会
- 日本西洋史学会
- 都市史学会
- 日本18世紀学会
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- 書籍等出版物(単著・共著)
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- 『近代イギリス科学の社会史』(共著、昭和堂、2021年)
- 『新版世界史A 新訂版』(共著、実教出版、2017年)
- 『新しく学ぶ西洋の歴史 アジアから考える』(共著、ミネルヴァ書房、2016年)
- 『イギリス史研究入門』(共著、山川出版社、2010年)
コメント
西洋世界の存在感は、以前に比べると、少し薄くなったかも知れません。「西洋≒ヨーロッパ」は観光に行くところで、ものを考えるための「何か」を供する絶対的な存在ではなくなってきているのでしょう。それでも、現代の世界が形成される途上で西洋が中核的な位置を占め、良くも悪くも、日本を含む多くの社会に多大な影響をあたえた歴史は消えません。歴史的ヨーロッパと対峙することで、現代を生きる私たちの姿を浮かび上がらせ、未来への道筋について考える機会をつくりたいと思っています。授業では、「大航海」や宗教改革の時代から、フランス革命や産業革命が展開する時期にかけてを取り上げることが多いです。学生の興味関心を大事して、政治史、経済史だけでなく、社会史や文化史のテーマで研究するための手がかりも、積極的に示すよう心がけています。