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藤野裕子准教授(人文学科歴史文化専攻)著『民衆暴力—一揆・暴動・虐殺の日本近代』が「2021新書大賞」4位に選出

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現代教養学部人文学科歴史文化専攻の藤野裕子准教授による著作『民衆暴力—一揆・暴動・虐殺の日本近代』が、「2021新書大賞」4位に選ばれました。「年間ベスト20」および講評は、2021年2月10日発売『中央公論』3月号に掲載されています。
詳細は、プレスリリースをご覧ください。

受賞作紹介:『民衆暴力—一揆・暴動・虐殺の日本近代』(中公新書、2020)

現代の日本で、暴動を目撃する機会はまずないだろう。では、かつてはどうだったのか。本書は、新政反対一揆、秩父事件、日比谷焼き打ち事件、関東大震災時の朝鮮人虐殺という四つの出来事を軸として、日本近代の一面を描く。権力の横暴に対する必死の抵抗か、それとも鬱屈を他者へぶつけた暴挙なのか。単純には捉えられない民衆暴力を通し、近代化以降の日本の軌跡とともに国家の権力や統治のあり方を照らし出す。
中央公論新社公式より)

「2021新書大賞」

中央公論新社が主催する、1年間に刊行された中で最も優れた新書を選ぶ賞です。2019年12月~2020年11月発行の1300点以上の新書を対象に、書店員や書籍編集部など計112人による投票の結果、受賞作が決定されました。
詳細は「2021新書大賞」公式サイトをご覧ください。