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東京女子大学

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[活躍・表彰]

コミュニケーション専攻の学生2名が国際ロービジョン学会のBest Posters賞を受賞~イタリア・フィレンツェの授賞式にて研究発表~

Tue.

本学学生の戸口菜月さん、中川百々果さん(いずれも心理・コミュニケーション学科コミュニケーション専攻4年、小田浩一教授ゼミ所属)による研究発表が、このたび国際ロービジョン学会の開催する「Vision2025」にてBest Posters賞を受賞しました。
戸口さん、中川さんおよび小田教授はイタリア・フィレンツェで行われた「Vision2025」の授賞式に出席し、研究内容について発表を行いました。

「Vison2015」の様子(撮影:座間愛祐子)

「Vision2025」は、視覚に障がいを有する方々への支援についての研究を目的とした国際会議です。
小田ゼミからは、佐藤美咲さん、座間愛祐子さん、馬場優里菜さんのグループと合わせて2件のポスター発表をエントリーし、両グループが採択されました。
このうち、戸口さんと中川さんが発表したテーマ「Sheet music for low vision: asimulation study」が、200件を超えるポスター発表の中から 5件だけ選ばれるBestPosters賞を授与されました。
発表内容は、ロービジョンの音楽愛好家のために楽譜を拡大するのに必要な工夫についての基礎研究でした。

左から戸口さん、中川さん(撮影:座間愛祐子)

受賞にあたって戸口さんは「受賞の機会をいただき心より感謝申し上げます。ポスターを写真に撮ってくださる方や英語力に乏しい私にめげずに質問してくださる方など自分たちの研究に興味を持ってくださる方が多くいたことがとても嬉しかったです。」、中川さんは「受賞を光栄に存じます。発表者としてだけでなく、専門用語の理解に苦戦しながらも英語での発表を聞き、様々な国の研究者と言葉を交わせたことは、学部生として非常に貴重な経験となりました。」と語り、感謝とともに国外での研究発表への意欲的な感想を見せています。

コミュニケーション専攻(2025年度より社会コミュニケーション学科)では、コミュニケーションや情報、人々の意識や行動を扱う複数の専門分野を広く見渡しながら、実践的に学びを深めていくことを重視しています。今回のように、国外で自身の学びを発表し多様な人々と意見を交わす経験は、学生にとって大きな挑戦であり、学びを一層深める貴重な機会となりました。