教授
アカギ タカトシ
赤木 崇敏
現代教養学部 人文学科 歴史文化専攻
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- 所属学協会・プロジェクト
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- 史学会
 - 東方学会
 - 唐代史研究会
 - 内陸アジア史学会
 - 遼金西夏史研究会
 
 
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- 書籍等出版物(単著・共著)
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- 『論点・東洋史学 アジア・アフリカへの問い 158』(共著,ミネルヴァ書房,2021年)
 - 『元典章が語ること─元代法令集の諸相─』(共著,大阪大学出版会,2017年)
 - 「曹氏帰義軍節度使系譜考─両支譜系所見10-11世紀的敦煌史」『絲路文明』3(単著,上海古籍出版社,2018年)
 - 「唐代官文書体系及其変遷─以牒・帖・状為中心」『法律史訳評』2014年巻(単著,中国政法大学出版社,2014年)
 
 
 
コメント
ユーラシア大陸の中央部には、草原地域と砂漠・オアシス地域からなる巨大な乾燥地帯が広がっています。そこで活動する騎馬遊牧民やオアシス民は、しばしば前近代のユーラシア史に大きな影響を及ぼしてきました。私の専門は、オアシス周辺の遺跡から発見された古文書を読み解き、オアシス地域の社会や文化、またこの地域と密接な関係にあった中国王朝の行政制度を解き明かすことです。オアシスというと、高校世界史にも現れるシルクロードの東西交易や仏教の伝播を連想する方が多いと思います。しかし、古文書など現地の人々が残した様々な史料を読み進めると、これまでのイメージとはまるで違う交易や文化交流の実像が浮かび上がってきます。みなさんも史料をもとに歴史を探究する楽しさを味わってください。