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東京女子大学

教授

ハセガワ カツユキ

長谷川 克之

現代教養学部 国際社会学科 経済学専攻

【2025年度〜】 現代教養学部 経済経営学科

研究キーワード

国際金融システム / グローバルマネーフロー / 中央銀行デジタル通貨(CBDC) / サステナブルファイナンス

研究分野

国際金融 / 国際経済

研究テーマ

国際経済・金融の構造変化と将来ビジョン

コメント

日本経済はグローバル経済という大海に浮かぶ小舟のような存在です。日本は世界第3位の経済大国ですが、経済規模は世界全体の5%弱にとどまります。グローバルな経済・金融市場の潮流や荒波によって日本経済の航路は大きく変わってきます。

SDGsは国連主導の持続可能な開発目標のことですが、グローバル経済は今、S・D・Gの3つの潮流変化に直面しています。まず、サステナビリティ(S)であり、国連のSDGsにも通じるものです。持続可能な金融や財政のあり方、持続可能な社会を実現させるための金融の役割が問われています。次に、デジタル化(D)です。デジタル化に伴い経済や金融のあり方は急速に変わりつつあります。最後に、ジオポリティックス(G)、すなわち、地政学です。米中の摩擦、ロシアのウクライナ侵攻など地政学を取り巻く環境は風雲急を告げており、これまでの国際秩序が大きく揺らいでいます。

経済学を学ぶ私たちには、こうしたS・D・Gの潮流変化が経済や金融に及ぼす影響をグローバルな視点から多面的に分析・考察することが求められています。

  • 主な担当授業・演習
    • 国際経済学
    • グローバル経済のしくみ
    • 金融論
    • 3年次演習(国際金融論)
  • 所属学協会・プロジェクト
    • 公益社団法人日本証券アナリスト協会(検定会員)
    • 米国証券アナリスト協会(CFA協会認定証券アナリスト)
  • 書籍等出版物(単著・共著)
    • 『経済がわかる 論点50 2021』(共著、 東洋経済新報社、2020年)
    • 『中国発世界連鎖不況~危機のリスクシナリオ』(共著、 日本経済新聞出版社、2016年)
    • 『ソブリン・クライシス~欧州発金融危機を読む』(共著、 日本経済新聞出版社、2010年)
    • 『サブプライム金融危機~21世紀型経済ショックの深層~』(共著、日本経済新聞出版社、2007年)