特任教授
モミヤマ マサト
籾山 真人
現代教養学部 国際社会学科 コミュニティ構想専攻
【2025年度〜】 現代教養学部 経済経営学科
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- 主な担当授業・演習
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- コミュニティ構想論
- コミュニティと文化
- コミュニティ政策論
- コミュニティ・デザイン論
- 2年次演習
- 3年次演習
- 4年次演習
- コミュニティ拠点実習
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- 所属学協会・プロジェクト
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- 日本都市計画学会
- 日本建築学会
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- 書籍等出版物(単著・共著)
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- 『再考 ファスト風土化する日本—変貌する地方と郊外の未来 』(共著、光文社、2023年4月)
- 『アーキテクトプラス—“設計周辺”を巻き込む』(共著、ユウブックス、2019年5月)
- 『クリエイティブ・コミュニティ・デザイン—関わり、つくり、巻き込もう (Next Creator Book) 』(共著、フィルムアート社、2012年5月)
コメント
建築の分野には、建築家として設計を通じて社会と向き合いながら、アカデミック分野での理論構築や教育を通じた人材育成にも関わる「プロフェッサー・アーキテクト」といわれる人たちが存在します。自身も学生時代から、まちづくりの分野において、そうした理論と実践の両輪で新しい分野を切り拓いていけるような存在になりたい、という想いを抱えていました。
一方で、まちづくりという分野は、まだまだ学問分野としての歴史も浅いうえ、特に近年は多様化が進み、変化の早い時代となっているため、成功事例はすぐに陳腐化してしまいます。座して研究するだけでは、ノウハウの蓄積や体系化もままならない分野といえるでしょう。こうした背景もあって、これまでクライアントワークを通じた実践と、研究を通じた理論の体系化という2つの軸を持って、まちづくりという分野と向き合ってきました。
また2022年は、個人としても社会に出て20年の節目の年になります。これからの10年は、実務はもちろん、アカデミック分野での活動にも力を入れ、まちづくり分野の理論構築だけでなく、教育を通じた未来のまちづくり人材の育成にも力を入れていきたいと考えています。