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東京女子大学

教授

ネモト カズユキ

根本 和幸

現代教養学部 国際社会学科 国際関係専攻

研究キーワード

武力行使 / 自衛権 / 国際安全保障 / 国際連合

研究分野

国際法 / 国際組織論

研究テーマ

国際法の視点から、国際社会における武力行使の合法性について研究しています。とくに、国家による自衛権の行使がどのような場合に許容されるのかという点について、国家実行や裁判判例の分析を通して、検討しています。

コメント

サッカーのフィールドで「オフサイド」というルールを知らないと、公正にプレイすることはできません。また、「オフサイド」を理解せずにサッカーの熱い闘いを観戦する場合、ゲームの流れの精確な理解やワクワク感は半減してしまいます。
同じことが、国際社会で生じている紛争や事件を見る場合にも当てはまります。メディアが伝える国際ニュースは「目玉となる」部分に力点が置かれがちですが、それだけでは紛争の全体像や実態を理解するには不十分です。日々流動的に変化する国際社会の対立や紛争に対して、特効薬のような絶対的に正しい答えはありません。だからこそ、国際社会というフィールドを「ルール=国際法」という視点から(も)見て、私たち自身で考えて、物事の正・不正を判断することがとても大切です。いっしょに国際法の視点から、国際社会が直面する問題を考えてみませんか?

  • 主な担当授業・演習
    • 国際関係法A・B
    • 国際機構論
    • 法学概論
    • 演習(国際法研究)
  • 所属学協会・プロジェクト
    • 国際法学会
    • 世界法学会
    • 国際法協会(ILA)日本支部
    • American Society of International Law
    • European Society of International Law
  • 書籍等出版物(単著・共著)
    • 『国際法学の諸相-到達点と展望(村瀬信也先生古稀記念論文集)』(共著、信山社、2015年)
    • 『国際法の実践』(共著、信山社、2015年)
    • 『日本と世界の領土』(共著、帝国書院、2016年)
    • 『サブテクスト国際法』(共著、日本評論社、2020年)