教授
ヤガサキ ノリコ
矢ケ崎 紀子
現代教養学部 国際社会学科 コミュニティ構想専攻
【2025年度〜】 現代教養学部 経済経営学科
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- 主な担当授業・演習
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- 地域共生とツーリズム
- 余暇ツーリズム論
- まちづくりと法
- コミュニティ拠点実習
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- 所属学協会・プロジェクト
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- 日本交通学会
- 日本観光研究学会
- 日本国際観光学会
- 余暇ツーリズム学会
- サービス学会
- 国際交通安全学会
- 都市住宅学会
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- 書籍等出版物(単著・共著)
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- 『インバウンド観光入門 』(単著、晃洋書房 、2017年11月)
- 『旅行業概論 』(共著、同友館 、2018年5月)
- 『民泊を考える』(共著、プログレス 、2018年5月)都市住宅学会 2019年度都市住宅学会著作賞
- 『オリンピック・パラリンピックを哲学する』(共著、晃洋書房 、2019年1月) ほか
コメント
私達が生活を営む地域が持続可能なものであるためには、環境、住民同士のつながりであるコミュニティ、生活を成り立たしめる経済の3要素が適切に組み合わさることが必要です。地域外からの人々を受け入れる観光は、この3要素の全てと関係が深いものです。旅行者が訪問先で支払う観光消費を通じて地域経済が活性化し、良い雇用機会が地域に確保されるという経済面への貢献はもちろんのこと、域外からの旅行者に地域の良いところを評価してもらうことによって住民は地域に対する誇り(シビックプライド)を自覚し醸成していくことができます。シビックプライドは、地域コミュニティを維持・発展させていこうとする意識の土台となるものです。環境への理解を深めるために、エコツーリズムという手法を用いることも有効です。観光の特性と可能性を理解し、手段として上手に活用していくための考え方や理論、実践的なスキル等を一緒に学んでいきましょう。