准教授
ヨシノ ユキ
吉野 由起
現代教養学部 国際英語学科 国際英語専攻
【2025年度〜】 現代教養学部 人文学科 英語圏文化専攻
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- 主な担当授業・演習
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- イギリス文学史I・II
- 英語文学演習(小説)
- 英語文学演習(詩)
- English Studies入門演習II(文学)
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- 所属学協会・プロジェクト
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- 日本英文学会
- 日本英文学会関東支部
- 日本英文学会中部支部
- イギリス・ロマン派学会
- 日本ヴィクトリア朝文化研究学会
- 日本カレドニア学会
- 科学研究費基盤研究(C)研究課題「ロマン派期英文学における叙事詩の様態-スコットとホッグの詩作品を通して」(代表研究者)
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- 書籍等出版物(単著・共著)
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- 『二〇世紀「英国」文学の展開』(共著、高橋和久・丹治愛編、松柏社、2020年)(「 16 章 アンジェラ・カーター『夜ごとのサーカス』(1984): フェアリー・テイル言説の再話」を担当)
- 『スコットランド文学の深層—場所・言語・想像力』(共著、木村正俊編、春風社、2020年)(「 第6章 叙事詩の創造—ジェイムズ・ホッグ『女王の夜曲』と「羊飼いの暦」を担当」
- 『The Enclave of My Nation: Crosscurrents in Irish and Scottish Studies』 (共著、Shane Alcobia-Murphy ほか編、AHRC Centre for Irish and Scottish Studies、2008年)('Writing the Borders: Fairies and Ambivalent National Identity in Andrew Lang’s "The Gold of Fairnilee"'を担当)
- 'Desire for Perpetuation: Fairy Writing and Re-creation of National Identity in the Narratives of Walter Scott, John Black, James Hogg and Andrew Lang'(単著、エディンバラ大学博士学位請求論文、2014年)
コメント
古今東西、さまざまな物語が生まれ、受容され続けています。言葉を持たない動物の世界にもルールやコミュニケーションは存在するようですが、彼らの世界に詩や物語は存在するのでしょうか?物語は人間の根源的な欲求や、普遍的な営みの一つといえるでしょうか。
ヨーロッパで「ルネサンス」と呼ばれる現象が起こったとされるのはなぜでしょうか…、忘れ去られていた書物やなじみのない発想に触れることが、新たな想像力の源泉になったといわれています。
英文学は名作奇作に加え、驚きや偶然にもあふれる分野だと思います。数百年前の英語によって、決してわかりやすく書かれているわけではない作品は、現代社会を形づくっている言葉や価値観に連続しつつも、読みづらく、もどかしいと感じることもあるかもしれませんが、風雪を耐え抜いた対象を皆さんが自力で読み解くことで、先人の思索を検証し、未知の現象を読み解く力を育て、新たな発想を生み出す端緒ができればと願っています。