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東京女子大学

VERA Stories2022年度第15幕

履修してよかった他専攻の授業

こんにちは! コミュニケーション専攻1年の晳です。
受験生のみなさん、共通テストお疲れ様でした。この時期は東女生も、1年間の授業を振り返りながら、期末レポートや試験勉強に集中しています。
それでは今回は「履修してよかった他専攻の授業」を紹介します。

歴史文化専攻3年 ヤマユリより

歴史文化専攻3年のヤマユリです。大学生は定められた範囲内で、受ける授業を自分で決めることができます。皆さんは大学生になったら、どのような基準で授業を選択したいですか? 楽に単位が取れるから、自分の所属している専攻の授業だから、そういった理由でも良いかもしれませんが、所属以外の専攻(他専攻)の授業に目を向けてみると、意外な楽しさや新たな発見があるかもしれません。

歴史文化専攻の私が受けて良かったと感じた他専攻の授業は、哲学専攻の「キリスト教の思想・文化」です。具体的な授業内容は、初期キリスト教時代から20世紀にかけての美術作品や芸術作品に秘められたキリスト教的特徴に視点を向け、聖書との関係性や在り方を考察していくといった内容です。「美術作品を鑑賞することが好き」という、ただそれだけの理由でこの授業を選択しました。
この授業を履修してよかった理由は、美術作品を鑑賞しながらキリスト教について学べるからです。取り上げられる作品の中には、文字の読み書きができない人でも理解できるよう、聖書の内容を絵や彫刻で表現しているものもあります。個人的には、聖書を読むよりも手短で理解しやすく感じました。また、必修のキリスト教の授業で学んだ場面を様々な形で目にすることもできるため、新たな発見も多くあります。授業の中で、美術に関するドキュメンタリー映画を見る機会もあったので、学芸員課程を取っている方やキリスト教についてより深く学びたい方には、特におすすめの授業です。

簡単に単位がもらえる授業だとは思いませんでしたが、楽だったとしても、面白くない授業はつまらないしやりがいもありません。大変でも、自分が純粋に興味を持った授業を選んで、充実した大学生活を送ってください。

日本文学専攻3年 ぴーなつより

こんにちは。日本文学専攻3年のぴーなつです。私が履修して、よかったと感じた他専攻の授業を紹介します。
まず、コミュニケーション専攻の「メディアとことば」という授業です。この授業では、翻訳家や出版社・新聞社で働く方、ファッション業界で活躍する方など、さまざまな方のお話を聞くことができます。その方々の経験談やその職業に就いたの理由などを聞くことができ、就活中の私はとてもおもしろかったです。次に「女性のウェルネス・身体運動」という体育の授業です。私の場合は、太極拳やテニスを体験しました。体を動かすため健康に良く、学科や学年の異なる友達も自然とでき、さらに課題も出ないので、一石三鳥と感じる授業でした(笑)
私はさまざまな人と話したいという思いで他専攻の授業もとっているのですが、よく「どうやってそんな面白い授業見つけたの?」と聞かれます。面白い授業を見つけるコツは、シラバスという授業概要やスケジュールが記載されたものを読み込むことです。曜日や時限で検索もできるので、空きコマになってしまいそうな時間の授業を検索していると、面白そうな授業が見つかることもあります(笑)  履修の手引きや全学共通カリキュラムハンドブックも参考になります。来年はプログラミングやWEBページ制作の授業を履修してみたいです!余裕をもって他専攻の授業にチャレンジできるよう、1・2年生の内に所属専攻の必修科目を頑張っておくことをおすすめします。
いかがでしたか?
所属する専攻を越えて他専攻の領域について学べることも、東京女子大学の魅力の一つです。私も次はどの授業を履修しようかワクワクしながら考えています。モチベーションを保つために、春休みの予定や来年の計画はもちろん、大学生になったら取りたい授業など、これからのことを想像してみるのも良いかもしれません♪