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東京女子大学

キャリア・イングリッシュ課程【~2023年度】

2024年度から全学的な教学改革の中でさらに発展したGlobal Citizenship Programに生まれ変わります

英語で発言する、キャリアを形成するための独自の英語力養成プログラム

各自の所属する学科の科目に加え、特別に設けられた科目を履修するコースです。1年次の希望者の中から選抜(1年次の成績・英語統一試験・面接)を経て課 程登録した学生を対象に、2年~4年次にわたって、英語力はもとより、国際社会で活躍するための心構えと知見、考察力、コミュニケーション能力、行動力を育成します。

カリキュラム概要

課程生限定の科目の他に「キャリア探求英語科目」などの本学の多彩な科目を習得します。プレゼンテーションやディスカッションのための論理構成、リサーチ、英語表現法などの総合的な学習に加え、e-Learningの課外学習を通じて英語力の強化と自律的学習力を養います。

修了認定は、定められた単位の修得と、各自の卒業論文や専門分野での講究内容の要旨等を英語で発表し、質疑応答を行う「プレゼンテーション実技試験」の合格およびTOEIC・TOEFLなどの英語の外部試験で所定のスコアを獲得することによって認定されます。修了者には、卒業時に「キャリア・イングリッシュ課程修了証」が交付されます。

課程生限定の科目の授業内容

  • 2年次
    発話・パフォーマンス演習

    英語の発音、発声法、アイコンタクトなどのプレゼンテーションの基礎学習を通して、誰もが理解できるような効果的な伝達法と自己表現を習得する。

  • 2年次
    Critical Thinking演習

    英語による論理的な思考力・分析力を学び、研究の基礎となるリサーチ、問題解決などの考え方を身につける。

  • 3年次
    討論演習1・2

    社会的なテーマに基づくプレゼンテーションとディスカッションのトレーニングを通して、リスニング力、英語による発表技法、議論の進め方などを学習する。

  • 4年次
    トータルプレゼンテーション演習(2017年度以前入学者)
    Total Presentation 演習1・2(2018年度以降入学者)

    3年次までの学習の総仕上げとして、国際問題や社会事象などさまざまな内容に関して、論理的かつ説得力のある高度な発表力を身につける。

3年次までの学習の総仕上げとして、国際問題や社会事象などさまざまな内容に関して、論理的かつ説得力のある高度な発表力を身につける。

キャリア・イングリッシュ課程の修了に必要な単位

  2012年度以前
入学者
2013年度~
2017年度入学者
2018年度以降
入学者
コミュニケーション能力育成科目 英語による発言力・表現力を身に付ける 必修20科目 28単位 必修19科目 26単位 国際英語学科:
必修18科目24単位

国際英語学科以外:
必修20科目26単位
キャリア探求英語科目 ニーズに特化した英語力を重点的に強化する 選択必修4単位 選択必修4単位 選択必修4単位
グローバル・ビジョン拡大科目 思考ツール習熟科目 国際社会で活躍するための知見と素養、および情報の分析・発表技法を身に付ける 選択必修2単位 選択必修2単位 選択必修2単位
国際的キャリア能力開発科目 選択必修8単位 選択必修10単位 選択必修10単位

学習活動

キャリア・イングリッシュ課程では、授業科目の履修の他、e-Learningなどによる自主学習、英語力検定試験の実施などの多面的な学習活動を行います。その結果、英語力・思考力・表現力の育成とともに自律的な学習力を培い、英語による発言や討論の能力が開花されることを目指しています。また課程履修者は、英語センターの「全学の学生に向けた取り組み」にも積極的に参加することが奨励されています。

学年を越えた交流

「学年を越えた交流会」や「新1年生対象キャリア・イングリッシュ課程なんでも相談会」に於けるイベントなどでは、3・4年生の就職や学習についてのアドバイス、意欲的な友達からの刺激を受けています。キャリア・イングリッシュ課程の学生はお互いの切磋琢磨、学年を越えた情報交換と楽しい交流によって充実しています。

授業外の課題

  • オンラインリソースを活用して、自ら課外で読む、書く、聴く、話すなどのスキルを強化することが求められます。
  • 全員TOEIC SpeakingテストによりSpeakingの力を把握します。

就職

キャリア・イングリッシュ課程修了者の主な就職先: 銀行を含む金融関係、保険会社、航空会社、情報通信、出版社など。
在学中には大使館などのインターンに積極的に参加しています。

Q&A

  • 特に英語を中心に1年次の勉学をきちんとすることが大事です。 ただし英語力だけでなく、学習に対する意欲や素質などを重視して選抜しますので、将来のビジョンや目的意識を明確にして応募することが重要です。
  • 時間割の保証がなく、時間的な制約が厳しい上に課題が多く出されますので、学科によっては無理のない計画を立てることが重要です。